映画「22年目の告白―私が殺人犯です―」の主題歌を書き下ろした感覚ピエロ

映画「22年目の告白―私が殺人犯です―」の主題歌を書き下ろした感覚ピエロ

 4人組ロックバンドの感覚ピエロが、藤原竜也・伊藤英明の初共演作品となる『22年目の告白―私が殺人犯です―』(6月10日公開、ワーナー・ブラザース映画)の主題歌に決定した。インディーズながら工藤官九郎脚本ドラマ『ゆとりですがなにか』で主題歌に抜てきされた彼らにとっては初の映画主題歌となる。

 映画は、未解決のまま時効となった連続殺人事件の犯人と名乗る藤原竜也演じる曾根崎雅人と、犯人を追い続けてきた伊藤英明演じる刑事・牧村航の葛藤を描いたサスペンス。物語は曾根崎が告白本「私が殺人犯です」の出版記者会見をおこなうシーンから始まる。

 藤原は連続殺人犯という役について「すごく難しい役でしたが、(仕上がりが)とても楽しみです。衣装チーム・ヘアメイクチーム含め、話題性・カリスマ性のある一人のキャラクターを作り上げてもらって、監督、まわりのスタッフが新たな役を作ってくれました。今まであるようでない役柄です」と意気込む。

場面写真(C)2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

 また、伊藤は藤原との共演について「主演の名前に藤原竜也くんの名前を聞いたときにはすごく嬉しかったですし、一緒に実際にやってみて、壁がないというか、盛り上げて現場を引っ張っていくのはものすごく頼もしい役者さんです」と明かしている。

 監督を務めるのは、『SR サイタマノラッパー』シリーズで一躍注目を集め、その後も『ジョーカー・ゲーム』などの話題作を手掛け続ける日本映画界期待の新鋭、入江悠氏となる。

 そして、今作の主題歌は、インディーズながら、ドラマ『ゆとりですがなにか』の主題歌に抜てきされ、若者からの人気を誇る感覚ピエロが楽曲「疑問疑答」を書き下ろした。

 ボーカルの横山は「『22年目の告白』を初めて観た時、その後味の強烈さと生々しさにただただ圧倒されました。今回その映画の世界観と、感覚ピエロが表現したい“刺激的なロック”とが互いにクロスし生み出されたのが! 疑問疑答です。強烈に、泥臭く、それでいて繊細。そんな人間の奥底に潜む心の生々しさとエグさを、楽器とメロディと歌詞で表現しました」と楽曲に込めた思いを語った。

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