[写真]安田レイがニコル&有砂とトーク[3]

ラゾーナ川崎で新曲発売記念イベントを行った安田レイ(右から2人目)と、応援に駆け付けた藤田ニコル(右)、植野有砂(左)、ピカチュウ

 歌手の安田レイ(22)が18日、神奈川・ラゾーナ川崎で新曲「Tweedia」(15日発売)リリース記念イベントを開催。この日、公開初日を迎えた映画『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』(18日公開)主題歌である同曲を披露した。また、ピカチュウ好きで知られる人気モデルの藤田ニコルや植野有砂が特別ゲストとして登場、ガールズトークを繰り広げた。

 強い風と小雨が降る悪天候ながらも、多くの観衆がステージ前に集まった。歓声に迎えられたニコルは「女の子がいっぱい。盛り上がっていきましょう」と挨拶。男性ファンや子供の姿も多く、レイは「ボーイズがいっぱい」と笑みを浮かべた。

 幼少期からポケモン好きだったというニコルはこの日、ピカチュウのカラーに合わせて黄色が映える衣装。一方のレイはレトロな雰囲気を醸し出したピンクと白のチェック柄だった。

[写真]安田レイがニコル&有砂とトーク[2]

ラゾーナ川崎で新曲発売記念イベントを行った安田レイ(右から2人目)と、応援に駆け付けた藤田ニコル(右)、植野有砂(左)、ピカチュウ

 梅雨明けも近いが、夏にお勧めしたいファッションとして「プールだったらすぐに着替えられるようにワンピース」と回答したニコルは「TPOを考えて」とも。TPOは、Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)に応じた服装の使い分ける意味だが、ニコルは「時と…ポイントと…オー!」と独自の解釈を披露して会場の笑いを誘った。11月から自身3度目の単独ツアー『安田レイ TOUR 2015 “WILL”-Tweedia-』を開催するレイは「ライブでは衣装にこだわっていて、ギラギラとパワフルな衣装」と答えた。

 3人ともポケモンの大ファン。この日も写真撮影の合間にピカチュウとじゃれ合うなど好きっぷりを見せていた。家には100体以上のポケモン人形があるというニコル。なかでも、お気に入りは40インチのぬいぐるみだとして「お母さんに買ってもらって。今も持っている」。ポケモンとはファッションデザインでコラボしている有砂は「第一次ポケモン世代と言われて(ファッションコラボは)自ら直談判した」とそれぞれポケモン愛を熱く語った。

 この日が公開初日だった映画『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』主題歌に起用されているレイは「幼稚園の時から大好きで、まさか主題歌に決まるとは思ってもいなかった。夢が叶ってテンションが上がった」と興奮気味で語った。

 そんなレイの応援にピカチュウが姿を現した。ニコルは早々に「しっぽがハートだからメスです」と言い当てると、花柄の輪を頭にあしらったピカチュウと手を繋ぎ興奮した。

 主題歌は、家族や恋人、友達など大切な人への想いを込めた楽曲。レイは「世界観は絆や愛情、大切な人への感謝を込めています」と紹介。誰に感謝を伝えたいかという問いにニコルは「お母さんに感謝したい、埼玉に届け」。会場に母親が来ていると明かした有砂は母親に手を振りながら「日ごろから伝えられるようにしたい」と語った。

[写真]安田レイがニコル&有砂とトーク[1]

ラゾーナ川崎で新曲発売記念イベントを行った安田レイ。力強い歌声で魅了した

 ライブでは、同曲主題歌「Tweedia」と、いきものがかりのカバー曲「恋詩」を歌った。レイは「お母さんへの感謝があってもなかなか言えない。家族や恋人、友達、仲間など大切な人を思い浮かべ聞いてください」と語ると、伸びやかでパワフルな歌唱力で優しく歌い上げた。

 「ポップな曲が多いけど今回はジャジーに」と述べて披露した「恋詩」では、「Tweedia」と比べてやや低めの音階で攻めた。細身の体から出ているとは思えない力強い歌声が会場に広がった。リズムに合わせて首や肩を小刻みに揺らす姿は印象的だった。

 レイの歌声にピカチュウも大喜び。ニコルは「生歌が格好良すぎる。主題歌も良い歌で、しんみりした」、有砂は「可愛いルックスとは裏腹に力強い歌声だった」と絶賛した。

 念願のピカチュウと共演出来た3人は「めちゃくちゃ楽しかった」(ニコル)、「ピカチュウやニコル、レイに会ったのは初めてだったけど楽しかった(有砂)、「雨のなか沢山の人に来てもらえてよかった」と語った。  【取材・紀村了】

安田レイとは

 1993年4月15日、米国ノースカロライナ州生まれ。3歳で日本へ。10歳の頃、母親が聴いていた宇多田ヒカルに衝撃を受けてシンガーを志す。モデルとしての活動を始めたことをきっかけに、13歳で元気ロケッツのオーディションに合格し、ボーカリストとしての才能を開花させる。

 20歳を迎えた2013年「自身の歌声をもっともっとたくさんの人々の心に直接届けたい」という強い想いを胸に、ソロシンガーとしてデビュー。サウンドプロデュースを手掛けるのは、元気ロケッツのプロデューサーでもある玉井健二(agehasprings)。

 2013年7月3日、デビューシングル「Best of my Love」リリース。2014年1月、iTunes Music Storeがレコメンドする注目の新人「New Artist 2014」に選出される。2月5日には2ndシングル「Brand New Day」をリリース。自身も出演する「nissen、2014 春」のTVCMソングとしても話題に。

 2014年10月8日、リリースされた1stアルバム「Will」は現在スマッシュヒット中。初のワンマンツアーは全国4会場でソールドアウト。2月25日リリース「恋詩」は、TBS系木曜ドラマ劇場『美しき罠~残花繚乱~』主題歌。カップリングの「Just for you」はDHCスキンケアタイアップ曲としてCMでオンエア。

 2月28日には、10周年20回目となる東京ガールズコレクションに出演し、3万人以上の前でパフォーマンスを行った。安田レイの東京ガールズコレクションは3回目。2015年5月には、2度目となるワンマンツアーを東名阪で開催。2015年11月からは3度目となるワンマンツアー『安田レイ TOUR 2015 “WILL” -Tweedia-」を行う予定。

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[写真]安田レイがニコル&有砂とトーク[1]

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