『ELLE CINEMA AWARDS 2021』で受賞した北村匠海

 北村匠海が映画賞『ELLE CINEMA AWARDS 2021』で「エルメン賞」に輝いた。

 ファッション雑誌『ELLE Japon』を始めとする『ELLE』が、独自の視点で選定する映画賞。北村は今年最も輝いた男性に贈られる「エルメン賞」を受賞した。

 主演を務めた映画『東京リベンジャーズ』は今年の実写日本映画の興行収入1位を記録。ボーカルをつとめるバンド「DISH//」で第72回紅白歌合戦の出場が決定、そしてフォトグラファーとしても活動するなどマルチな活動ぶりにも注目を集めた。

 北村は「素直に嬉しいです。目の前にあるものを自分なりに真摯に取り組んできた結果、こういう評価をしていただたというのは本当にやりがいも感じますし糧になります」と受賞の喜びを語った。

 同映画賞の授賞式は、『ELLE』グループ(運営・ハースト婦人画報社)がSDGsをテーマに初開催した配信イベント『ELLE ACTIVE! FESTIVAL 2021』内で開催された。

 同映画賞では、北村匠海ほか、有村架純、濱口竜介、古川琴音、齊藤工が受賞している。

北村匠海:受賞コメント

 2021年は、役者だけではない活動もいっぱいある中で目まぐるしい一年でしたね。いろいろ背負う瞬間が多かったなという印象です。また本当にいろんな人に出会えた一年だったなと思います。自分にとって、音楽と芝居だけでいったら100:100で自分の中では比重を置いて、そういう中で、役者でなし得たことが音楽にも作用しているし、音楽で見てきた景色も芝居だったりフォトグラファーでもそうですし他にもいろんなマルチなことしていくなかで、いっぱい作用していくようになりました。僕だけじゃない世界が広がってて、いろんな人に助けられた部分もありますね。

 受賞作『東京リベンジャーズ』では、まずひとつは今年(実写映画の興行収入)一位というところで、それを僕らの世代で作れたというのは、本当に大きいなと思っています。これは日本の映画の歴史としてみても、僕らの時代を一個確立したのかもしれないな、というタイミングでもありました。その真ん中に立たせていただくということもとても光栄です。こうやってちゃんと結果にでるというのは、僕らの熱量とそれをみてくれた方たちっていう全員の熱がひとつになった瞬間なのかなと思います。来年は、役者としても控えている作品もあるし、バンドとしても10周年の記念のイヤーだったり、あっという間にまた12月になってるんだろうなって気はするんですけど、いわゆるもう一度学ぶ年にできればなと思っています。

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