AKB48の加藤玲奈(20)向井地美音(20)小田えりな(21)が4日、都内でおこなわれた、『AKB48グループ ファッションコンテンツ強化宣言 発表会』に登場、『第10回AKB48世界選抜総選挙』への、それぞれの意気込みなどを語った。

加藤玲奈(撮影=桂 伸也)

 “可愛く、オシャレを纏う”というコンセプトにブランディングしていくことを目指す、AKB48グループ公認ファッションブランド「UNEEDNOW(ユーニードナウ)」が、ソーシャルライブコマース「Live Shop!」とコラボレーション、メンバーが出演するライブコマース配信を6月末よりスタートするなど、AKB48グループメンバーとのファッションコンテンツ強化を実施する。

 「私も洋服のことを考えるのが好きで、秋服を考えてプロデュースして提案するというのは楽しみでワクワクします」と語る向井地は「私は身長がすごく低いけど、“ちっちゃいけど良く見えるスカートなんかを提案できたら」とこのプロジェクトに向けての思いを語る。一方「普段はTシャツばっかり着ていて…」とファッションに向けての疎さを語る小田も「お二人のインスタを見て勉強したいと思います」と、これを気にファッションへの関心も深めていく模様。

向井地美音(撮影=桂 伸也)

 またこの「UNEEDNOW」に掛けて、それぞれ“総選挙に向けて必要なこと”を回答、小田は「総選挙期間でもファンの方には笑顔で楽しんで欲しいので」という思いで「笑顔」と回答。一方で向井地は、先日のロケでのハプニングで声の調子が今一つの様子。そのため「“可愛い声”。今、のどがガラガラでハスキーな声なんですけど、総選挙までには直して、可愛い声でスピーチしたい」と語る。

 また加藤は「アイドル性」とコメントし「あんまりアイドルっぽくないねと言われることがあるので、AKB48である限りはアイドル性を意識したい」と語る。一方でカリスマなどといわれることに対して「そういうことは卒業してからでも、いくらでも出来るので」と、今はアイドルを意識した活動に注力するようだ。

 一方、“アイドル性”の“性”の字が分からず、思わず向井地に聞いてしまう場面も合った加藤だが、取材陣から「アイドル性もそうですが、漢字も勉強しないと、ですね」などと突っ込まれ「すごくバカにしています?」と詰め寄る場面も見せ、取材陣を沸かせていた。

小田えりな(撮影=桂 伸也)

 他方16日に開票日を迎える第10回選抜総選挙について、向井地は「今年の総選挙は第10回だけど、過去に1位になったメンバーが誰もいない総選挙ですし、(先が)読めない総選挙だというところが私たちにもあって、例年以上に緊張感があります」とコメント。

 その一方で「ファンの方と心を一つにして頑張りたい」と意気込む。5月30日に発表された中間速報では14位にランキングされており「去年もあと一歩で選抜メンバーに入れなかったので、リベンジを考えている」と語り「(目標を)“神セブン”と言わせていただいているので、夢の7位入り目指して頑張りたい」と、虎視眈々と上位を狙っている様子を見せる。

 一方、今回で5回目の挑戦になる小田は、88位という順位。これまでいずれも圏外だったが「私はチーム8なのでいい数字なんです。だからこのままランクインを目指したいですね」と希望の程を見せる。

加藤玲奈、小田えりな、向井地美音(撮影=桂 伸也)

 また、速報では112位という順位の加藤は「スロースタートなんですけど、去年もファンの皆さんと団結できたので、今年も団結して選抜入りの目標を達成したい」とコメント。一方で速報では出遅れながら最終的に上位に食い込んでくるという、先輩であり元メンバーの小嶋陽菜の“伝統”について「受け継いでいる感はあります」と語り「尊敬している先輩ですし、同じ道とはいかないかもしれないですが、追いつけるように頑張りたい」と自身の意気込みを明かした。

 しかし「その秘策について(小嶋に)電話などでたずねたりしたか」とたずねられると「秘策? 何年も連絡は取ってないです」とあっさり否定していた。【取材・撮影=桂 伸也】

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