『レッド・ノーティス』場面写真

 Netflixでアクション超大作映画『レッド・ノーティス』が独占配信中だ。「ワイルド・スピード」「ジュマンジ」シリーズで知られる“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン、“ワンダーウーマン”で知られるガル・ガドット、“デッドプール”で人気のライアン・レイノルズの豪華キャストが集結した本作。ドウェインとライアンは役者として世界に名をはせる前の約20年前からの仲だが、ガルを交えた3人での共演は本作が初となる。

 ライアンは撮影の初日の時点でこの3人の相性を特別なものに感じたといい、「すごい、これは魔法だ」と大感激したことを告白。「3人の個性が融合する様子を観たら、皆さん大はしゃぎすること間違いなしです」と語り、ドウェイン、ガル、ライアンがそれぞれの個性と魅力を存分に発揮し作り上げた本作の出来栄えに強い自信を覗かせた。

 本作は「FBI のトップ捜査官」ハートリー(演:ドウェイン・ジョンソン)、「凄腕の大泥棒」ビショップ(演:ガル・ガドット)、「世界最高の詐欺師」ノーラン(演:ライアン・レイノルズ)が、”史上最大級の財宝”を巡り繰り広げる、世界を股にかけた熾烈な戦いを描くアクション超大作。監督を務めるローソン・マーシャル・サーバーが『スカイクレイパー』(18)の製作中から本作のアイデアを練り始めていたといい、「謳い文句は「“大スター”、“派手なアクション”、“大笑い”」。世界的スター3人が出演する世界を股に掛けた強盗映画を作りたい」という監督の思いを元に作られた。

 この3人での共演は初めてだったが、ライアンは確かな手ごたえを感じているといい「私たちがそれぞれ持っていた良さが不思議と融合した感じなのですが、それを当然のことだとは思いません。ドウェインのことは昔から知っていて、相性もわかっていましたし、ガルのことも知っていて、私とガルの間がうまく行くことはわかっていました。だけど、3人が一緒に共鳴できるかどうかは未知数でした。誰もシーンの中で“勝ち”にいこうとせずに、皆がただ最高のシーンを作ろうと努めていた。だから上手くいったのだと思います」と、撮影を振り返る。

 ドウェイン、ガル、ライアンの融合を楽しんだのはライアンのみならず、ガルは「ビショップがハートリーとノーランを締め上げるシーンがあるのですが、3人でアイデアを出し合って、3人ともすごく生き生きしていたと思います。そのシーンではライアンのアイデアを3人で実行したのですが、本当に楽しかったです」と、皆でアイデアを出し合いながら最高のシーンを作り上げたことを明かした。

 「ワイルド・スピード」でのワイルドなアニキ役から「ジュマンジ」での高校生や老人が入り込んだゲームキャラクターといったコミカルな役までこなすアクションスターのドウェイン。「デッドプール」での毒舌おしゃべりとやりたい放題の過激なヒーローを演じたライアン。「ワンダーウーマン」で真実の心を持ち、すべてを兼ね備えた美しき最強の戦士を演じたガル。三者三様の魅力で世界的大スターへと上り詰めた3人は、本作では時に共謀し、時に出し抜きあう予測不能なキャラクターに扮し三つ巴の大バトルに挑む。夢の共演で繰り広げる前代未聞の“大強盗計画”の行方をぜひその目で確かめてほしい。

 「FBI のトップ捜査官」「世界最高の詐欺師」「[美しき大泥棒」と全く異なる立場となり、それぞれの思惑が交錯するなか、規格外のアクションで繰り広げられる死闘の末に最後に笑うのは一体誰なのか?

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