『スター・ウォーズ』の賞金稼ぎ・マンダロリアンと、フォースの力を秘めた子ども、ザ・チャイルドとの危険な冒険が描かれた実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』チャプター14には、その舞台設定だけでなく、「スター・ウォーズ」ファンに愛されてきた超人気キャラクター、ボバ・フェットが登場した。

 そのボバの姿が映し出された最新の場面写真が到着し、さらに『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でジャンゴ・フェットの吹き替え版声優を務め、本作ではボバ・フェット役声優を務める金田明夫からの特別コメントが到着した。

 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した人気キャラクター、ボバ・フェットは、銀河一の賞金稼ぎジャンゴ・フェットのクローンとして生まれた“息子”である。※ジャンゴの純粋なクローンとして誕生し息子として育てられた。彼も特注の惑星マンダロアのアーマーや、殺傷能力の高い武器を駆使する男であり、ダース・ベイダーや犯罪組織のボス・ジャバ・ザ・ハットに認められてきた一流の賞金稼ぎなのだ。

 「エピソード6/ジェダイの帰還」でルークやハン・ソロとの戦いの最中命を落としたと思われていただけに、ボバ(テムエラ・モリソン)が生きていたと発覚したことで、(スター・ウォーズ)シリーズに新たな1ページが刻まれる瞬間を迎えることとなった。創造主であるジョージ・ルーカスも彼の高い人気を受け 「人気が出ると知っていたらもっと活躍させて、彼が迎える最期もかっこよくしたかったと」悔やんでいたことを公言しているだけに、時を経てルーカスの夢も叶う形となったのだ。

 これまで「スター・ウォーズ」エピソードシリーズに加え、アナザー・ストーリーとして『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が製作され、スカイウォーカー家の物語に隠れていた「スター・ウォーズ」の知られざる物語が描かれ注目を集めてきた。そんな中で、本作は唯一の実写ドラマシリーズでありながら人気キャラクターのその後の真実が明かされる事となり、(スター・ウォーズ)シリーズと繋がり、、クロスオーバーする作品であることを強く証明する事となった。

「スター・ウォーズ」レジェンド声優 金田明夫の胸アツなコメント到着

トルーパーとボバ・フェット(C)2020 Lucasfilm Ltd.

 そんなボバの日本語吹き替え版を担当するのは、「エピソード2/クローンの攻撃」のジャンゴ・フェットだけでなく、アニメーション『クローン・ウォーズ』ではシリーズを通して、1人でキャプテン・レックスをはじめとする全てのクローン・トルーパーの声も務めた、まさに「スター・ウォーズ」のレジェンド的人物と言っても過言ではないベテラン俳優金田明夫。

 金田は再びボバを演じたことについて「「クローンの攻撃」でボバの父親ジャンゴを演じさせていただいたのが2004年。その時まだ子供だった息子のボバをこの2020年に演じさせていただける。16年の時を超えて親子二代を演じられるなんて、こんなに幸せなことはありません。喜びと責任感に浸っております」と喜びの気持ちを語り、ボバの魅力については「アナキンとルーク、ハン・ソロとカイロ・レンそしてジャンゴとボバといった普遍的な父親と息子の親子愛。父の背中を追い続けるボバにシンパシーを感ぜずにはいられません!」と明かす。

 さらに「ストーリーの中に人生の全ての要素が含まれている壮大さ。僕はシェイクスピアが大好きなのですが、そのシェイクスピアを彷彿させる優れたドラマ性がたまらなく好きです。自分の人生に「スター・ウォーズ」がいてくれる喜び。幸せです♪『マンダロリアン』には日本の武士道、葉隠の精神、その要素がたっぷり楽しめます」とレジェンド金田ならではの視点で本作の魅力を語る。

 『マンダロリアン』チャプター13(シーズン2 第5話)で実写初登場を果たしたアソーカ・タノに続き、続々と「スター・ウォーズ」の歴史を動かす人気キャラクターの登場に世界中が湧き上がっているが、果たしてボバ・フェットは同じマンドロリアンのアーマーを身に纏うマンダロリアンとザ・チャイルドこと“グローグー”の物語にどのように関わってくるのか?物語の行方から目を離すことができない。

 メディアやファンから大絶賛されたシーズン1、シーズン2ではさらに「スター・ウォーズ」の世界観が広がっていき、一体どんな物語が待ち受けているのか?「手加減なしの『スター・ウォーズ』」(ロサンゼルス・タイムズ)と、完璧な“SW”の世界観とスピリットで描かれる壮大かつエモーショナルなドラマで世界を魅了し続ける『マンダロリアン』。シーズン2はディズニープラスにて独占配信中。

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