『QUEEN in 3D』

 英ロックバンド・QUEEN(クイーン)のギタリスト、ブライアン・メイが撮影した3D写真集『QUEEN in 3D』が5月下旬にイギリスで発売。さらに国内でも販売される。ブライアン・メイは「制作には膨大な時間と愛情を注ぎました」と作品についてコメント。なお販売に先駆け、15日に東京・羽田国際空港で開催される、クイーンのトリビュートイベント「クイーン・デイ」の会場でその一部が公開される予定。

 この写真集はクイーンのギタリスト、ブライアン・メイが3D専用カメラで、バンド結成の頃から撮りためてきた立体(3D)写真に加え、新たに3D加工されたクイーンのメンバーの写真が収められる。

 同書には「OWL」と呼ばれる組み立て式の3D専用ゴーグルが付属。1991年に亡くなったフレディ・マーキュリー(Vo)さんが1986年に、最後のライブで着用した衣装のカラーの黄色でペイントされた、このゴーグルを使って写真を視ることで3D効果が楽しめる。

 また、同書にはブライアン・メイが70年代のクイーン結成の頃から、最新のアダム・ランバートとのツアーまで様々な思い出を綴っている。特に日本については4つの章にまたがって書かれている。

 『QUEEN in 3D』出版に際し、ブライアン・メイは「制作には膨大な時間と愛情を注ぎました。今、このような写真集という形で実現できて非常に嬉しく思います。現在、VRが世界中で流行してますが、リアル・マッコイ(オリジナル)はこの3D写真集だと言いたいです!」とコメント。

 『QUEEN in 3D』の日本での販売は、5月下旬を予定。国内版(書籍は直輸入版)には日本語解説に加え、クイーンが表紙になった『ミュージック・ライフ』(1975年9月号)特製ノートが購入特典として付属する。

 なお、15日に東京・羽田国際空港のTIAT SKY HALLで開催される「クイーン・デイ」の会場で、『QUEEN in 3D』に収録された3D写真の一部が公開される予定。「クイーン・デイ」は、2015年4月17日にクイーンの来日40周年を記念して開催されたクイーンのトリビュートイベント。

 今年は総合音楽家の和久井光司氏を迎え、トークショーをおこなうほか、トリビュートバンドのGueen(グイーン)によるライブパフォーマンスがおこなわれる。

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