(C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

 ハーレイ・クインを主人公にした最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が3月20日に全国公開を迎える。『スーサイド・スクワッド』に続き、ハーレイ役を続投したマーゴット・ロビーが、本作らしい破天荒な演出方法を明らかにした。

 ジョーカーの精神科医だったハーレイ・クインはジョーカーに惹かれ、その脱獄に手伝い、街中を引っ掻き回し、そこから人生が狂い始めた。そして、本作でなんとジョーカーとの破局により、ゴッサムシティの悪党に追いかけられる中、謎のダイヤを巡って、モラルゼロの暴れっぷりは、裏社会の大ボス・ブラックマスクの餌食になる。

 ゴッサムシティで大暴れするハーレイ・クインについて、主演を務めたマーゴット・ロビーは、「ハーレイの視点から物事を見ることがありませんでしたが、本作で彼女がナレーターになり、彼女なりの解釈を加えることで、彼女の見方でストーリーを語ることになります。要するに、本作でハーレイの頭の中がどのように動いているのかを覗き見ることが出来るのです。それは大きな楽しみの一つです」と語り、なんと本作はハーレイの目線を通して物語が進むことを明かす。

 さらに、大ヒット映画『アリー/スター誕生』を手掛けた本作のプロデューサーを務めたスー・クロールは「この作品はハーレイの視点で少しクレージーな歪んだ見方で作品の世界を語ります。ユニークで奇妙、そして、時に彼女の精神科医としての知的な部分が見せます。これは『スーサイド・スクワット』の続編ではなく、オリジナルのストーリーなのです」と語り、ハーレイの様々な顔が本作で見れることを明かした。

 現在、撮影中の映画『スーサイド・スクワット2』(21年公開)でもハーレイ・クイン役を務める予定のマーゴット・ロビーは、「違うタイプのハーレイを演じられて最高に面白いと思っています。今までジェイムス監督も含めて3人の監督と仕事をして、それぞれのクリエイティビティーの違いに気づきました。観客にもその違いに気づいたら面白いと思います」と語り、今まで演じてきたハーレイ・クインはそれぞれ違う顔を持っていることを示した。キャラクター史上最も破天荒で天真爛漫な“悪カワ”ヴィランの頭の中は一体どうなっているのか? そんなまたとない機会を味わえるのは、もうすぐだ。

 ジョーカーと別れたハーレイ・クインは、束縛から解放され、自慢の髪をバッサリ。以前のトレードマークだったツインテ―ルは少し短くなったが、その分過激さはよりスケールアップして帰ってきた。更にクレイジーに進化した悪カワヒロインは、一体どんなカオスなバトルを魅せてくれるのか? 今から期待に胸が高まる。

Photos

記事タグ