ジャスティン・ビーバー、コンサートで熱狂するファンに不快感
コンサートで熱狂するファンに不快感を示したジャスティン・ビーバー
世界的人気歌手のジャスティン・ビーバーが、コンサートで絶叫するファンに対して不快感をあらわにした。ジャスティンは現地時間17日に英国でおこなった『パーパス・ワールド・ツアー』の英・バーミンガム公演中に、パフォーマンスを一時中断して観客に大声を出さないように注意した。
当時の様子を収めた動画で、ジャスティンは以下の通りに話している。
「違う方法で君たちの僕への愛を見せるようにしてくれよ。分かるからさ」
「叫ぶのはただ不快なだけなんだ」
「分かるよ。コンサートに行って叫びまくるっていうのは根付いていることだし楽しいよね」
「ただ歌の後に叫んでくれるといいんだ…歌は楽しんでもらってさ...叫ぶのは良いよ。それは構わないんだけど、ちょっと落ち着いて僕の話を聞いてくれよ」
「だってたまに誰も聞いてくれていないんじゃないかと感じるんだ。それがちょっとプレッシャーになってきているんだよ」
「だから僕が話している時は声のかぎりに叫ぶのをやめてくれるかな。分かってもらえるかな?」
その中で、一人の女性が「ノー」と叫んでいるのが聞き取れるものの、ジャスティンはそのまま話を続ける。
「さっきも言ったけど、けっこうな間、ツアーをやっているから、友達からも離れていて、たまに辛くなるんだ」
「君たちのような美しい人たちが僕を寂しくないようにしてくれているのさ」
そんなジャスティンからのお願いを良く思っていないファンもいるようで、同公演にマンチェスターから駆け付けたというアマンダ・ボーランドさん(26)はバーミンガム・メール紙に以下の通りに不快感を示した。
「ジャスティンが自分のファン達を軽視しているようにとても感じました」
「私たちというよりは、特に一番前に行こうと長く並んでいた若い女の子たちにです」
「私はこれまでに耳にしたことがないほどうるさい叫び声とは思わなかったので、ファン達が騒いでいる様子を録画したんですが、予想外にもビーバーがファンに『2フィート(約61センチ)ほどのところ』にいることに文句を言って、『自分を表現する別の方法を見つける必要がある』と批判したところを写す結果になってしまいました」
ツアー中に一部のファンとの溝は埋められるか。