アイドルグループ・はちみつロケットが1日、東京・池袋サンシャインシティでおこなわれたイベントに登場。サプライズでメジャーデビューすることが発表され、メンバーそれぞれが驚きや涙の表情とともに、その喜びを語った。

 はちみつロケットはスターダストプロモーションのアイドルグループ・3B junior(スリービージュニア)の中で活動している7人によるユニット。「メンバーカラー」をまとっていないのが特徴で、そのグループ名からトータルカラーを“黄色”で統一、独自の路線にて活躍を展開している。

 3B juniorの活動以外にも単独ライブも数多くおこなっており、2016年には『はちみつロケット単独ライブvol.○○』と銘打って、単独ライブを50本敢行するなど、多くのファンを獲得している。

 この日は司会にタレントの南明奈を迎え、『スマホ専用新アプリオリジナルアイドル番組公開収録』と銘打たれた偽の携帯配信番組「idoroom」収録イベントがおこなわれ、はちみつロケットの面々が登場。

 正体不明のイベントにリハーサルの段階から多くの観衆が集まり見守る中、イベントはスタートした。そしてはちみつロケットがロケットのオリジナル曲「フレンドリーム」と、姉貴分グループである、ももいろクローバーZの「MOON PRIDE」を披露すると、ライブ終了後にいきなり熊のぬいぐるみを着た人物がステージに登場し、わけも分からないままメンバーと踊ることに。

サプライズ登場した玉井詩織

 そして改めてぬいぐるみの人物の正体はももいろクローバーZの玉井詩織であることが判明。玉井は「アイドルも組織改革、働き方改革の時代です」などと言葉を並べながら、はちみつロケットが来年3月にメジャーデビューすることを発表、合わせてデビュー1stシングル(タイトル未定)と2ndシングル「おかしなわたしとはちみつのきみ」が同時リリースとなること、さらに新プロジェクト「劇団プロジェクト」が始動、2018年春より旗揚げ公演が行われることなどを発表、ステージ上では皆口を押さえながら驚きを見せるもの、思わず涙がこぼれそうになるものなどさまざまな表情を見せた。

 メジャーデビューの発表を受け、リーダーの雨宮かのんは「こんな日が来ることを夢見ていたけど、(まさか)しおりんが出てくると思わなかった」などとコメントしながら「この7人で、この日を迎えられてうれしいです」と喜びを語った。

 その喜びを7人でしみじみと味わいながら「みんなで叶えた夢だと思う、ここが終わりじゃないので、ここから頑張りたい。ここまでは皆さんが背中を押してくれましたけど、ここからはリーダーである私が引っ張っていけるようになりたい」とこれからの活動に向けた新たな意気込みを語った。

玉井詩織

 また今後の目標として播磨怜奈は「横浜DeNAベイスターズが好きなので、横浜スタジアムでのライブ」、雨宮は「野外ライブ」、澪風は「国民的アイドルといわれたい」公野舞華は「個人的に東京武道館に立ちたい」、塚本颯来は「はちみつロケットという名が、たくさんの人に知れ渡ってほしい」、森青葉は「はちロケの変わりはいないと言ってもらえるくらい大きくなり、大きなところでライブをしたい」、華山志保は、かつてももいろクローバーZのライブに、3B jiniorとして国立競技場でのライブに立ったことを振り返り「自分たちの力で、ステージに立ちたい」と、それぞれの思いを告白、期待に胸を膨らませていた。

 この日はリリースに先駆け「おかしなわたしとはちみつのきみ」を部分的に先行試聴。森はレコーディングの際にも皆が内容を知らされないままレコーディングに入っていたことを告白しながら「謎のレコーディングでした、いつもあまりにレコーディングをしないのに、大人がやる気になってレコーディングしていたし…」などと不思議がっていたことを告白。今日の発表によって腑に落ちたtことを明かした。

 玉井は「一応皆さんの先輩としてやらせていただいてますが、勢いがすごくてみんな後輩じゃない、ライバルです。ぜひ一緒に頑張っていきましょう!」とコメント、エールを送ると、メンバーそろって深々と例をしながら「はい!」と元気に答えていた。

 2ndシングルはTVアニメ『だがしかし2』のエンディングテーマに使われることも併せて発表された。作詞/作曲は前山田健一(ヒャダイン)が担当している。【取材・撮影=桂 伸也】

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