岡田准一が11月30日をもってジャニーズ事務所を退所することが2日、発表された。今後は芸能事務所を設立し活動していく。

 今回の決断は、故ジャニー喜多川氏による性加害問題が起因しているという。同事務所は「本来、所属タレントを守らなければならない弊社が、会社の問題により所属タレントである岡田に苦しい思いと苦渋の決断をさせてしまったことに、岡田に対しては勿論のこと、ファンの皆様やお取引先様をはじめとするステークホルダーの皆様に対しても大きな社会的責任を感じております」と謝罪。

 そのうえで「岡田自身、ファンの皆様に辛い思いをさせてしまっていることや、将来にわたってご一緒くださる関係者の皆様に、これ以上、ご迷惑をおかけしたくないという思いが強くございました。加えて、自身の年齢やこれからのキャリアを考え、より一層モノづくりや演じることを追究していきたいというビジョンを抱いていたことも、決断に至った理由となります」と明かした。

 話し合いを重ね、今回の結論に至った。「これから、岡田が望む環境で長く活躍できることが最優先されるべきであり、弊社としましては、今後の活動を陰ながら応援をしたいと考えております。これまでも、アイドルから俳優へとキャリアチェンジした自分だからこそ、弊社に残ることで後輩にできることがあるのではないかという考えから、ともに会社を良くしようと様々な提案をしてくれた岡田に対して、心から感謝いたしております」と伝えた。

 同日都内で開かれたジャニーズ事務所による会見では、退所の見込みと報じられた岡田准一についても質問が及んだ。井ノ原快彦氏は岡田と「連絡は取っています。何も変わらないので我々の関係性が。会社があって会社を出るとか関係ないよねと。エージェント契約は自由度があるので」とし「退所はしない?」という質問に「これからしっかり発表すると思う。本人からさせてください」と否定はしなかった。

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