なにわ男子

 関西ジャニーズJr.内の7人組グループ・なにわ男子が、11月12日にCDデビューすることが発表された。メンバーそれぞれの魅力を紐解いていく連載。今回は、高橋恭平と大西流星に着目する。

高橋恭平

 「グループの何担当?」と聞かれると、迷わず「ビジュアル担当!」と即答する高橋。生まれ変わったらなりたいものは、「自分」。自分の好きなところは、「全部!」――。「私なんて…」となってしまいがちな現代において、大事な気持ちを教えてくれる稀有な存在だ。高橋を見ていると、もっと自己肯定感を高めなくては…と思わされる。「ダイヤモンドスマイル」に登場する<また「私なんて」ってセリフ 君には似合わないよ>という歌詞も、彼が歌うからこそより胸にグッと来るのだ。

 2018年にグループが結成された時、高橋は多方面で、なにわ男子へのネガティブ
な意見は、全て自分が背負うと宣言していた。「僕はポジティブだから」と。

 だが、デビュー発表直後、「(メンバーに)いろんな相談もしたし、しっかり聞いてくれて…」と泣き崩れた彼の姿からは、これまでに抱えてきた葛藤が垣間見えた。きっと、ポジティブだから何も気にならないというわけでなく、“グループのために”いつも笑っていたのだろう。「これがメンバーなんやなって…この7人で本当に良かった」と話す彼を見ていると、そんなことを考えさせられる。

 楽観的に見えるが、実は人一倍周囲のことを気にかけている高橋。自分を犠牲にしてでも…と思うことは、本当に優しい人にしかできないことだ。昨年放送のドラマ『メンズ校』(テレビ東京)では俳優としての頭角を表し、歌の実力もどんどん向上させている。これからも、「私なんて…」と思っている人にたくさんの希望を届けて欲しい。

大西流星

 Sexy Zoneの佐藤勝利に憧れ、ジャニーズ事務所の門を叩いてから9年。大西は常に最前線に立ち、関西ジャニーズJr.を率いてきた。10歳で入所し、10代の全てをジャニーズに捧げた彼には、自然とアイドル力が備わっている。キラキラのスマイルに、“大西プロ”と言われるほどの高いプロ意識。ファンが心から安心して応援できるアイドルというのは、彼のような存在のことを言うのだろう。

 小悪魔な魅力を持つ大西は、ファンから「あざと可愛い」と称されることも。だが、時々その愛らしいルックスからは想像もつかないような毒舌を繰り出す。独特の絶妙な間で入れる毒舌ツッコミはかなり面白く、グループのアクセントになっているのだ。「罰ゲームなんて嫌や!」と拒否しそうに見えるが、YouTubeではノリノリ(?)で罰ゲームに挑む姿も。可愛いのに、男気を感じさせる大西。そのギャップが、ファンを惹きつける理由のひとつだろう。

 そして、俳優としての活躍にも期待がかかる。『年下彼氏』(テレビ朝日系)や、『メンズ校』(テレビ東京)などで経験を重ね、今年ついに『夢中さ、きみに。』(MBS・テレビ神奈川ほか)で初の単独主演を務めた。同作は、累計20万部突破の大人気コミックを実写ドラマ化したもので、ユニークな男子高校生の日常を描いた作品。大西は、林美良という不思議な魅力を纏った高校生を演じた。

 この時の演技が、実に印象深い。淡々としていて、何も考えてなさそうに見えるのに、実は人一倍物事を深堀りしていそうな…奥のある演技を見せていたのだ。アイドルとしてはもちろんだが、俳優としての飛躍にも期待したい。

 今回は、高橋恭平・大西流星をピックアップして、その魅力を読み解いた。最後は、道枝駿佑・長尾謙杜について分析していく。【菜本かな】

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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