高橋海人

<King & Princeは全員が演技班?メンバーの活躍を紐解く(2)>

 7月21日に3rdアルバム「Re:Sense」(読み:リセンス)のリリースを控えているKing & Prince。それぞれの俳優としての活躍に着目して、魅力を紐解いていく連載。今回は、高橋海人(※高ははしごだか)について触れていきたい。

 メンバー最年少の高橋は、実生活でも末っ子な天性の弟キャラ。ドラマでも、『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)の安達和輝、『ドラゴン桜』の瀬戸輝と姉を支える弟役が続いている。注目したいポイントは、どちらのキャラクターも事故で両親を亡くしていることだ。

 大黒柱の姉を想い、支える弟――。類似する設定だからこそ、両者の表現の違いが浮き彫りとなった。

 『姉ちゃんの恋人』の和輝は、SNS上でも「こんなに素直な大学生がいるの?」とコメントが殺到したほど “THEいい子” 。姉の桃子(演・有村架純)から、「生きるのに大切なのは、衣食住」と教えられたとおりに、食品会社への就職を希望していた。いつもニコニコしていて天真爛漫に見えるが、食卓で事故のニュースが流れるとサッとチャンネルを変えるなど繊細な気遣いができる役柄だった。

 対して、平均世帯視聴率20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したヒットドラマ『ドラゴン桜』で演じた瀬戸は、ラーメン屋を切り盛りする姉の手伝いをしているが、将来の夢や希望がない。桜木建二(演・阿部寛)や、東大専科のメンバーと関わるなかで、次第に光を宿らせていく “目” の演技を見せていた。

 『姉ちゃんの恋人』の和輝が “陽” の部分を求められるキャラクターだとしたら、瀬戸は “陰” の表情を見せなければならないことが多かったと思う。『ドラゴン桜』第4話で、「誰にも迷惑かけたくないんだよ!」と叫びながら、涙を流すシーンがあった。「泣きたくないのに、溢れてしまう…」という葛藤を感じさせながら、ポツリをこぼれ落ちた一粒の涙は、今でも印象に残っている。

 陰と陽を自在に使いこなし、『ドラゴン桜』でさらに成長を遂げた高橋。次に彼が演じる役柄は、どのようなキャラクターなのか。今から期待が募る。

 今回は、高橋をピックアップして俳優としての活躍を振り返った。次回は、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で、ヒロインの幼馴染を演じ、存在感を放っている永瀬廉の魅力を紐解いていく。【菜本かな】

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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