King & Prince

 King & Princeは、シングルごとに全く異なる表情を見せる。リリースが決定するたびに、「次はどんな表情を見せるのだろう?」とワクワクする人も多いのではないだろうか。

 5月19日にリリースする初の両A面シングル「Magic Touch/Beating Heart」は、“ダンス”をテーマにした楽曲だ。アーティスト写真は、モノトーンでクールな表情。デート服のようなロングコートに身を包み、“彼氏感”を漂わせていた前作の「I promise」とは、180度異なる雰囲気になっている。

 2018年にデビューしてからリリースしたシングル曲を振り返ると、新年一発目にリリースする楽曲で、どれも新境地に挑んでいることに気が付いた。

 “王子様”イメージの強い彼らだが、ジャニーズJr.時代に歌っていたオリジナル曲には、男らしいクールな楽曲が多い。「King & Prince」としてデビューする前、「Mr.KING」「Prince」として歌っていた「MIXTURE」は、ギラギラとしたパフォーマンスが印象的な男らしい楽曲だった。そのため、デビュー曲「シンデレラガール」は、ある意味でイメージチェンジだったとも言えるだろう。

 その後、2019年最初にリリースした3rdシングル「君を待ってる」では、カジュアル路線に挑戦。デビュー曲の「シンデレラガール」、2ndシングル「memorial」は、“王子様”イメージが強い楽曲だったため、初めてパフォーマンスを見た時には、「そう来たか!」と驚かされた。“王子様”イメージが定着しつつあるなかで、あえての路線変更。「さまざまな表情を見せていく」という意思が感じられた。

 2020年一発目のシングル「Mazy Night」でも、再び驚かされることに。この前作の「koi-wazurai」はどちらかと言うと「シンデレラガール」や「memorial」の系譜だったため、また再び“王子様”路線に戻るのかな……?と思っていたからだ。その予想は見事に裏切られ、「Mazy Night」では笑顔を封印。エッジの効いた疾走感溢れるパフォーマンスを見せていた。

 そして、2021年になって最初のシングルが、5月にリリースされる。「Magic Touch」は、クールなヒップホップナンバーで、Hip Hopの世界大会で優勝経験を持つメルビン・ティムティムが振付を担当している。また、UHA味覚糖『ぷっちょ』のCMソングに起用された「Beating Hearts」は、ダンサブルでファンキーな楽曲だ。「Beating Hearts」のミュージックビデオは、グループ初の全編フルCG作品となっており、ワクワクするような演出が沢山登場。「Mazy Night」とはまた違うワイルドな彼らの表情を見ることができる。

 “王子様”路線から、“ワイルド”なパフォーマンスまで、さまざまな表情を見せ、ファンを楽しませているKing & Prince。その類い稀なる表現力で、これからも魅了し続けて欲しい。【菜本かな】
 

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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