横浜流星、初主演映画の座長ぶり絶賛され感謝「皆に助けられた」
俳優の横浜流星(21)が出演する映画『兄友』が26日に初日を迎え、都内でおこなわれた舞台挨拶に横浜も登場、本作で初主演での座長ぶりを振り返った。この日は共演の松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨と中島良監督も登壇、また映像で声優の福山潤も登場した。
『兄友』は漫画家・赤瓦もどむの人気コミックを映画化したラブストーリー。とある高校生男子と、その友人の妹である女子高校生の、お互いに晩生な恋愛模様をコミカルに描く。主題歌にはサイダーガールが歌う「パレット」が起用されている。
横浜は「普段からセンターに立つことは無いので。戦隊モノはやっていたけど、こっちの方(隅の方)にいたので、ソワソワしますね。もちろん身が引き締まります。僕はグイグイ引っ張っていくタイプではないので、みんなが演技しやすい環境が作れたらと思いましたけど…」と座長を引き受けた際の思いを振り返る。
そんな横浜の座長ぶりを松岡は「流星くんは背中で見せていくという印象があったので、とてもやりやすかったです」と絶賛。松風も「(私は)すごくこけるシーンが多くて大変でしたが、ずっと横浜さんに付き合ってもらい、やっていました」と大きな支えになった様子を振り返る。
さらに今回映画初出演となった古川は、撮影の最初のシーンで横浜と対面しセリフを言うシーンがあり、なんどもNGを出しながらも、横浜や中島監督から様々なアドバイスを受けたことを振り返り「初作品で流星くんや(中島)監督だったことが、すごく良かった」と大きな自信になったと回想する。
現場に対して後から合流する格好となった小野は、松風に対しての演出を“ふわふわした感じ”“お姫様と話すような感じ”とイメージしていたのに対し、横浜が容赦なくグイグイと引っ張り松風らをリードしていたことを振り返り「”魂でいこう!”というか、言葉を選ばなければ“しつこい”という感じで。でもこうやって作品を作るんだなということを見せていただきました。それを理咲ちゃんもちゃんと受け止めていたし」と、少し笑いを誘いながらも、そのリーダーぶりを回想。横浜も思わず「それは、褒めているんですかね?」と突っ込みをいれ、笑いを誘っていた。
またこの日はサプライズとして横浜に向け、登壇者全員がメッセージを書いた色紙を進呈。中島監督が「世界に飛び出してもらいたい」と力強いメッセージを送ると、横浜も「頑張ります、アクションも大好きなので」とその声に応えながら「本当にみんなに助けられました。本当にみんなに感謝しています」と改めて初主演を支えた周囲のキャスト、スタッフへの感謝の言葉を述べた。【取材・撮影=桂 伸也】
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