一丸となり道切り拓いてきた、EXILE THE SECOND 新たに得た自信
INTERVIEW

一丸となり道切り拓いてきた、EXILE THE SECOND 新たに得た自信


記者:編集部

撮影:

掲載:18年03月24日

読了時間:約19分

 EXILE THE SECONDが28日に、3rdアルバム『Highway Star』をリリースする。昨年10月末にスタートして、現在も続く全国ツアー『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”』を通し、そのフィードバックを受けてでき上がった楽曲もあると語る今作。海外留学に伴い国内での活動を制限していたEXILE ATSUSHIが戻り、今年1月にEXILEの本格再始動が発表された。EXILE AKIRAは「この2年でEXILE THE SECONDとして培ってきたものは、EXILEにとっても凄く大きなことになるんじゃないか」と言い、「EXILE THE SECONDが6人が一丸となって道を切り拓いてきたことは絶対に大きな肥やしになっている」と約2年の間、EXILEの年長としてLDHを盛り上げてきたと振り返る。今作に込めたメンバーそれぞれの想いや、これからの意気込みを聞いた。【取材=馬渕信彦】

新たな挑戦ができたライブ

――昨年10月末からスタートして、現在も続行中の全国ツアー『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018 “ROUTE 6・6”』のお話からうかがわせてください。どのようなツアーをイメージして、準備やライブの組み立てをしていったのでしょうか?

橘ケンチ

橘ケンチ 前回の『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2016-2017 “WILD WILD WARRIORS”』は、まさにEXILE THE SECONDの名刺代わりと言えるツアーでした。でも、今回のツアーでは『“ROUTE 6・6”』というタイトルを掲げ「メンバー6人それぞれの物語があり、その道はひとつの未来へ辿り着く」という意味を込めています。

 個々のヴィジョンやプロジェクトをライブと連動させ、よりメンバーの個性を際立たせることを想定して構成を考えていきました。それがEXILE THE SECONDというグループを深く理解していただくことにつながると考えたと同時に、この6人がEXILE再始動の中心メンバーとして引っ張っていきますという所信表明的な意味合いも込めて、ツアーを組み立てていきました。

黒木啓司 今回のツアーを観ていただければ、メンバー6人それぞれがどういう方向に進みたいかということがしっかり伝わると思います。

――前回ツアー『“WILD WILD WARRIORS”』と比較して、進化や成長を実感している点を挙げるならどこでしょうか?

EXILE SHOKICHI しっかりとコンセプトに基づいてツアーを作れた点です。ライブの流れにもストーリー性があって、さらに深みのあるライブをお届けできていると実感しています。メンバーそれぞれの見せ場、それぞれの持ち味も今回のツアーでは濃厚にお見せできているので、『“ROUTE 6・6”』という名に負けないぐらい6人の道を提示できたことは、EXILE THE SECONDとしての成長でもあると思っています。

EXILE AKIRA EXILE THE SECOND再始動の一発目に『“WILD WILD WARRIORS”』でしっかりと自分たちの軸を確立できたからこそ、今回のツアーではあえて王道を壊すことができたのかなと思っています。EXILE THE SECONDならではの盛り上げ方、自分たちが今だからできるエンターテインメントというものを一致団結して考えてきました。そういう意味でも、新たな挑戦ができたライブになっていると思います。

EXILE NESMITH

EXILE NESMITH 今回のツアーが『“ROUTE 6・6”』ということで、六人六様の夢や想い、そして信念が詰まっているので、パフォーマンスを通して僕たちの未来を提示できたツアーになっていると思います。EXILEの再始動が発表されて今年は3年ぶりのドーム・ツアーが決定しているので、そこにもしっかりとつながるライブができていると感じています。

EXILETE TETSUYA EXILE THE SECONDの活動は、すべてがEXILEにつながっているものだということを、この2年間で凄く実感しました。なので、2018年のEXILE再始動も楽しみにしていただきたいですし、その布石となるツアーになっていると思っています。

――ツアー中のエピソードとして、みなさんだから語れる出来事があったら教えてください。

EXILE AKIRA やっぱり、ケンチがオープニングで派手にコケたことですかね(笑)。

EXILE TETSUYA あー、あったあった。僕の目の前でケンチが消えてしまったと(笑)。

橘ケンチ 横浜公演の初日でしたね。その日は浮足立っていたのか、なぜか花道で足を踏み外しまして…(笑)。

EXILE TETSUYA ケンチらしいコケ方だったけどね(笑)。いくつになっても変わらないなぁと思った。

橘ケンチ もうちょっとマシなエピソードなかった(笑)?

一同 (笑)

――そういったハプニングを含めて、EXILE THE SECONDのライブは毎回観る日ごとに変化や進化があるのも特徴ですよね?

EXILE SHOKICHI それはよく言われるかもしれません。MCもその日その日で違いますし、自分は歌でもアドリブを大事にしています。EXILE THE SECONDのライブは1回として同じものはないと思います。

EXILE SHOKICHI 今の話でも分かる通り、今回のツアーはお客さんと一緒に作り上げている感が強い気がします。

EXILE AKIRA しっかりコミニュケーションできているのが面白いですね。ライブはお客さんとのセッション、もっと言えば駆け引きでもあると感じています。なので、同じパフォーマンスは2度とないし、お客さまとその日だけのキャッチボールを大切にしています。

EXILE SHOKICHI 会場の雰囲気に合わせて、間の取り方やあおり方も変わりますから。

橘ケンチ EXILE THE SECONDのライブは、本当に生感が強いと思います。

この記事の写真

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)

関連する記事