松本潤

 嵐の松本潤(34)がデビュー当時の心境と“演出家”としての考えを語った。12日放送のTBS系『A-Studio』に出演した松本。嵐のライブ演出の原点はジャニーズJr.時代の滝沢秀明にあると明かし、その時の経験がなければ「やっていなかった」と明かした。

 結成18年の嵐。まず笑福亭鶴瓶が、デビューが発表されたときの印象として「嵐って!」と名前の意外性に驚いたことを報告。松本も「え! 嵐か。びっくりしました。まじか、だっせー」と当時思ったという。一人ひとりの個性が際立ち、多彩な才能も発揮している嵐。メンバーを「独特ですね。男友達や男仲間とは違うし」とそれぞれの印象を語った。

 嵐のライブ演出にも言及。デビュー当初のライブは「振付師と一緒に考えてくれてはいましたけど」と曲順、いわゆるセットリストなどは考えたという。その演出の原点は滝沢秀明。中学時代は滝沢の家で、MDコンポを使って一緒に音楽の編集などもおこない、滝沢に依頼されてジャニーズJr.のコンサートの演出を任され「使命感のもと頑張った」と喜んでいたが、滝沢が裏で指示。滝沢の意図は「経験させよう」というものがあったようだ。「それがなかったら(演出は)やっていなかった」とも語った。

 振付師などにも話を聞いた笑福亭鶴瓶は「昔の植草(克秀)がやっていたものを見つけて『これをニノがステップでやったらいいよね』」と研究熱心な一面を紹介。これに松本は「昔の映像は面白い。『こういうことなんだ!』と(合点がいく)。今の音楽でやると見え方も変わるから」とし「人のライブも」参考にしているという。鶴瓶もこの考えに賛同。「落語でもこの人のいいなと思ったらこれをしようと。ただその代わりにその人と違う形でやらないといけない」と語った。

 番組ではこのほか、シースルーの衣装や、リハと本番の違いなども語った。

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