E-girlsが5日、都内でメンバー全員晴れ着姿での最新シングル「あいしてると言ってよかった」(31日発売)のヒット祈願をおこなった。この日は、メンバーで新成人となる須田アンナ、坂東希、山口乃々華もそれぞれこれからの目標などを語った。リーダーの佐藤晴美は11人体制で迎える今年について「11人でしっかり団結して頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 昨年6月に19人から11人の新体制となったE-girls。「あいしてると言ってよかった」は初のバラードシングル。佐藤は同曲について「初めてのバラードシングルとなっているのですが、PVもダンスだけじゃなく、演技にも挑戦して色んな人間関係が描かれた温かい作品に仕上がったなと思います」と語る。

 この日はメンバーが絵馬にそれぞれの願いを書き込んだ。佐藤は「みんなが変わらず健康にいられますように」、藤井夏恋は「健康でいられますように」、鷲尾伶菜「笑顔が溢れる1年になりますように」、武部柚那「夢に少しでも近づける1年になりますように」、楓「健康で幸せ溢れる1年になりますように」、石井杏奈「人生で一番濃い1年になりますように」、須田「パッと華やかに明るい1年になるといいなと」、SAYAKA「充実した楽しい年になりますように」、YURINO「楽しむこと」、坂東「充実した1年になりますように」、山口「大切な1年になりますように」とした。

 改めて、佐藤は新曲について「一人ひとりがしっかりと責任を持って作品作りなどに取り組めたので、沢山の人に届いて欲しいです」とコメント。また、昨年を振り返り、「去年は変化の年でした。11人体制になって、自分たちが夢に対する想いなどを再認識できました」と語る。

 そして、今年について「ツアーなども決まっていて、11人として初のチャレンジになるので一人ひとりがE-girlsを盛り上げて行けるような年になればと思います」と抱負を述べた。

 リーダーとして半年間務めてきた佐藤。「年齢もみんなそんなに変わらないので、自分ならではのリーダー像を築いていきたいと頑張っているのですが…元々、リーダーに向いてないと思っています」とまだ手探りの様子。

 この言動に対し、夏恋は「本当に晴美は心優しい子なので、一人ひとりの意見をちゃんと聞いてくれますし、向き合ってくれるので、私たちは向いてると思います」と佐藤を励まし、佐藤も「ありがたいです」と笑顔を見せた。

新成人となる左から山口乃々華、須田アンナ、坂東希

 8日は、成人の日。メンバーでも山口、須田、坂東が新成人となる。3人はそれぞれ、自身のこれからの人生の目標を語った。山口は「3月に成人になるので、みんなで乾杯したいです。大人の仲間入りして、みんなで熱く語りたいです!」と言い、坂東は「子どもの頃から活動してきて、ずっと仕事仕事という感じで過ごしてきたので、これからはプライベートも充実させて人間として成長していきたい。疲れていても、友達と会ったりできるよう、タフに生きるということを目標にしたいです」と語る。

 そして、須田は「改めていつも支えてくれるメンバーや友達、家族に感謝の気持ちを持ちながら、自分の知らない世界をもっと知っていけたらと思います。語学なども勉強して視野を広げて頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 昨年末、芸能界引退を発表した藤井萩花について、妹の夏恋は「私もびっくりしたのですが、前々から話していて、そういう意味で納得はできたし、新しい萩花の夢を応援したいです。私も萩花とともに頑張りたいです」と語る。

 両親も含め、家族で話したという夏恋。「親も応援してくれているので、2人で親孝行できるようにお互い頑張っていけたら」と姉妹らしいコメント。ShuuKaRenとしてシングルを出していた2人。夏恋は「凄く貴重な時間を過ごさせてもらいましたし、2人の世界観は異次元な感じで、私の表現を広げるいい機会だったのかなと思います」と少し名残惜しそうな表情を見せた。

 最後に、佐藤は2018年の意気込みとして「11人でしっかり団結して頑張っていきたいと思います。今年も1年、どうぞよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。【取材・撮影=松尾模糊】

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