くるり・岸田繁「ひと味ふた味違う」今年の音博は生歌謡ショー
くるり
くるり主催の音楽フェス『京都音楽博覧会2017 IN 梅小路公園』が9月23日に京都・梅小路公園で開かれる。そのライブ形式ならびに追加出演アーティストが10日、発表された。今年の音博は初の"生"歌謡ショー形式でおこなうという。岸田繁(Vo、Gt)は「今年の京都音博はひと味ふた味違います」とその内容に自信がある様子。
“生”歌謡ショーとはどんな内容なのか。それは国内外のアーティスト全9組を迎え、くるりの他、特別編成のハウスバンドと、今回のために京都市立芸術大学卒のメンバーを中心として全国で活躍する若手奏者で構成された京都音博フィルハーモニー管弦楽団によって、楽曲を演奏する形式。
ハウスバンドには佐橋佳幸(Gt)、Dr.kyOn(Key)、高桑 圭(Ba)、屋敷豪太(Dr)といった名うてのミュージシャンが勢ぞろい。技術の進歩によりコンピューターから音を鳴らして演奏と同期させたりすることが当たり前の時代となった昨今。
くるりが今年解き放つ一手は、そんな時代にあえて生の音楽体験をプロデュースし届ける、かつてのテレビでの歌謡ショーを彷彿とさせる内容。
岸田は「今年の京都音博はひと味ふた味違います。題して『京都音博"生"歌謡ショー』。音楽フェスやワンマンライブでは、技術の進歩によりコンピューターから音を鳴らして演奏と同期させたりすることが当たり前の時代になりました。もちろんそれも素晴らしい音楽なのですが、京都音博では、全て生演奏でおこなわれていたかつてのTVでの歌謡ショーのような、生の音楽体験をプロデュースして、お集まりいただく皆さまにお届けできればと思っております」と説明。
さらに「個人的に、管弦楽つまり生のオーケストラのための音楽を書き下ろし、その公演をおこなった時に思ったことですが、素晴らしい音楽とは、その場に集まった演奏家の演奏そのものと、お客さんの感動そのものである、ということを感じ、心を大きく突き動かしました。何が出来るかは、これからのお楽しみですが、11年目の京都音博、未開の領域へ足を踏み入れようと思っております。皆さまも歴史の証言者として、楽しいひと時をご一緒できることを楽しみにしております」と今回の公演に向けて意気込んでいる。
なお、この企画発表に合わせて新たにインドネシアの女性シンガーソングライター、ディラ・ボンの出演が決定。くるりのレギュラー番組、NHK-FM『くるり電波』の中でファンファン(Tp)がお気に入りのアーティストとして彼女を紹介。その収録後、彼女によるくるりの楽曲「ばらの花」のカバー動画がSNSで公開されていた。相思相愛のアーティストがインドネシア・バンドンより初来日を果たす。
イベント情報『京都音楽博覧会2017 IN 梅小路公園』 開催日:9月23日 |




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