椎名林檎、2年半ぶり新曲がNHK朝ドラ次期主題歌に
10月スタートのNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」の主題歌を歌う椎名林檎 2011年、東京事変として5枚目のアルバム「大発見」(6月29日発売)をリリースし、アルバム・チャート初登場1位を獲得した椎名林檎さん。新作リリースの反響も高く、その興奮さめやらぬ中、ビッグ・ニュースが飛び込んできた。今秋スタートのNHK連続テレビ小説「カーネーション」(10月3日放送開始)の主題歌を彼女が手掛けることが決定した。
“朝ドラ”の通称で広く国民的支持を得て、親しまれているNHK連続テレビ小説。その第85作目にあたる「カーネーション」は、だんじりの街として知られる大阪・岸和田市を舞台に、ファッションデザイナー・コシノ三姉妹の母・小篠綾子氏をモデルとしたヒロインの波乱万丈な生涯を描く。脚本は映画「ジョゼと虎と魚たち」、NHKドラマ「火の魚」(第36回放送文化基金賞脚本賞受賞)などを手がけた渡辺あやさん。ヒロインは映画を中心に活躍する若手注目女優・尾野真千子さん。
女性を美しくする洋服を作ることに打ち込んだ「情熱」の青春時代。そして仕事にほんろうされながらも三人の子育てに奮闘した「母の愛情」の後半生。物語は、仕事に生き、母として生き、ファッションを通して人々に夢と喜びを与えることに生涯を捧げたヒロイン・小原糸子とその家族を描く“青春一代記”である。
昭和という時代の荒波をかき分けて必死に生きてきた日本の母親たち、そして母親を慕うすべての人たちに贈る、家族の絆の物語となる今ドラマ主題歌には、ドラマ制作スタッフからの熱い要望を受け、椎名林檎さんの書き下ろしが決まった。
新曲タイトルはドラマと同じ「カーネーション」。自身初の“朝ドラ”主題歌となる同曲は、「情熱」と「母の愛情」の花言葉を持ち、母の日に贈る花として世界中で愛されているカーネーションに象徴されるヒロインの生涯を描いた同ドラマに寄せた、渾身の一曲となる。また、同曲は椎名さん名義では約2年半ぶりのシングルとして今秋リリース予定。
- この記事の写真
ありません