TUBE恒例の夏スタライブ、震災復興へ3万人と大合唱

　今年26年目の夏を迎え、通算33枚目のオリジナルアルバム「RE-CREATION」をリリースしたTUBEが13日、毎年恒例となっている夏の野外スタジアムライブを、横浜スタジアムで開催した。
　TUBEとして記念すべき最初の横浜スタジアムでのライブは1988年8月17日。この日から2009年までに、野外の野球場で計59回のライブを行い、野外競技場というくくりでは計68回のライブを行っており、1988年以降横浜スタジアムでのライブをほぼ毎年連続で行い（1990年のみ千葉マリンスタジアムで開催）、横浜スタジアムで行うライブは今年で23回目となった。
　今回のオープニングではステージ中央に建てられた江の島展望台をイメージしたセットの最上部（高さ：地上約25メートル）から、前田亘輝さんがサプライズで登場。MCでは「大切な家族、友達に声と想いが届くように今日はみんなで一緒に歌いましょう！！」と今回のライブのテーマを話し「夏を抱きしめて」や「あー夏休み」、「さよならイエスタデイ」などの代表曲や、最新シングル「A Day In The Summer～想い出は笑顔のまま～」など計23曲を約3時間以上に渡って披露した。
　アンコールでは東日本大震災チャリティープロジェクト“RESTART JAPAN”参加メンバーのジェロさん、貴水博之さん、夏川りみさん、お笑いタレントの芋洗坂係長、ドロンズ石本さん、アンバランス山本さん、ミュージカルの“RENT”チームや、カーレーサーの太田哲也さんらがサプライズで続々とステージに登壇。場内から盛大な歓声が沸き起こるなか、70人のコーラス隊らとともに東日本大震災復興応援歌「RESTART」を3万人の来場者と共に大合唱し横浜スタジアムに集結した来場者・出演者全員の“想い”を被災地へと届けた。
　今後TUBEは8月27日に、湘南の鵠沼海岸にて開催される“～湘南からエールを～”と銘打った東日本大震災復興支援ライブに出演。同イベントには加山雄三さんやリップスライム、つるの剛さん、キマグレンなど、湘南や神奈川にゆかりのあるアーティスト達が出演する。またTUBE恒例の野外スタジアムライブは9月17日に阪神甲子園球場（甲子園球場は通算21回目）でも行われる。