CM発表会に登場した乃木坂46のメンバー(撮影=桂 伸也)

 乃木坂46が28日に、都内でおこなわれた『旅行情報サービス「じゃらん」新CM発表会』に登場。同発表会でリーダーの桜井玲香(23)は、24日に千葉・幕張メッセでおこなわれた、姉妹グループの欅坂46の握手会中に発生した発煙筒点火事件を振り返り、「大事な妹グループなので、そこは先輩としてケアを」と欅坂46のメンバーを心配した様子を見せた。握手会については「ファンと私たちとつながる大事なイベントだと思いますし、これからもできればやっていきたい」と語った。

 この日は桜井のほか、白石麻衣(24)、松村沙友理(24)、斉藤優里(23)、西野七瀬(23)、秋元真夏(23)、高山一実(23)、伊藤万理華(21)、星野みなみ(19)、寺田蘭世(18)が登場。

 発表された新CMでは「じゃらん」の公式キャラクター「にゃらん」にちなみ、乃木坂46のメンバーが猫耳をつけて登場。新CMのテーマ『夏旅』にかけ、とある旅館を舞台にした夏旅を満喫する姿が描かれる。CMの注目は“乃木夏ダンス”。浴衣姿のメンバーが、可愛らしさを凝縮したダンスを披露。この日はCMの世界観そのままにメンバーが浴衣姿で登場し、CMの裏話を明かしたり、ダンスを披露した。

 トークでは、24日に千葉・幕張メッセで起きた欅坂46の事件についても言及。事件は、欅坂46の握手会で男が持参した発煙筒に点火。刃物を所持していたことから銃刀法違反で現行犯逮捕された。桜井は「本当、今回は私たちも残念な気持ちでいっぱい。確実に私たちも、欅坂もAKBさんも握手会を普通に開催させていただいて、ファンの方にも協力していただき、何とか今まで通りできています。今後も皆さんにご迷惑やご心配を掛けない、握手会を開催できるように頑張っていきたいという話は、スタッフやメンバーと話をしました」と事態を深刻に受け止めている様子。

握手会の事件について言及した、乃木坂46・桜井玲香(撮影==桂 伸也)

 また欅坂46の面々に対しても「大事な妹グループなので、そこは先輩としてケアをメンバー同士でしっかりしていかなければということを、今回改めて感じました」と気遣い、「やっぱり一番支えていただいてるのは、ファンの皆さんだと思っています。私たちとつながる大事なイベントだと思いますし、これからもできればやっていきたいという気持ちは、私たちにはあります」と握手会に掛ける強い想いを改めて言葉にした。

 イベント前には「じゃらん」を見て、山形県の銀山温泉に興味がわいたという秋元。「アイドルが温泉に行くと、声かけられた時に大変じゃないですか?」と質問されると「そういう時には、ちょっと変顔をするんです。これで前髪を分けちゃえば、誰かわからない」と温泉攻略の必勝法を明かす。

 近日は多忙と思われる、白石は夏休みに関して「夏はツアーも控えているので、具体的な夏休みはないかもしれないけど、毎年ツアーでみんなと一緒にいることが多いし、それも一つの夏休みにはなります」と普段の活動自体も楽しんでいる様子を語りながら、地方での名物を楽しみにしていることをコメント。今年は初めて訪れる予定の新潟などへの訪問を楽しみにしていることを明かした。

 一方、この日高山は原因不明の喉の不調で声が出ず、コメントに苦労している様子を見せながらも、手振りを入れながら擦れ声で「元気になったら、いろんなところに遊びに行きたいと思います! 今年の夏も楽しみです!」とアピール。同日にテレビ東京が開催する『テレ東音楽祭2017』について尋ねられると、一瞬間を置きながら「それまでには治します!」と持ち前の明るさを見せコメント、笑いを誘っていた。

(取材=桂 伸也)

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