「赤毛のアン」制作記者発表会に出席したさくらまやと美山加恋

「赤毛のアン」制作記者発表会に出席したさくらまやと美山加恋

 『2万人の鼓動TOURSミュージカル「赤毛のアン」2017 制作記者発表会』が24日、都内でおこなわれ、舞台に出演する女優の美山加恋(20)と演歌歌手のさくらまや(18)が登壇、今回の舞台出演に対する思いなどを語った。

 2017年で公演20年目を迎える“2万人の鼓動TOURSミュージカル”。中でも『赤毛のアン』は、15年連続で15回目の公演をおこなっている人気作品。本年度に美山が務める主役・アン・シャーリーは、これまで神田沙也加、高橋愛、華原朋美、上白石萌音、上白石萌歌ら錚々たる面子が歴代に名を連ねている。

 かつて2.5次元系のミュージカル『「終わりのセラフ」The Musical』に出演、さらに現在放送中のアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』に声優として出演する傍ら、キャラソングを歌うなど、歌を歌うことに関してもキャリアのある美山だが「先輩方がミュージカルで活躍されている方や、歌手の方だし、この作品をやることになるなんてまさかだったので、嬉しさと不安が入り混じっています」と、今回の出演に対して嬉しさを語りながらも若干の複雑な気持ちを語った。

 しかし、劇中では美山とさくらのデュオ曲もあり、この日はその楽曲「心いっぱいの」を披露。デュエットした感想をさくらは「すごく歌いやすいです。本当に伸び伸び歌えるし『ああ良かったな』って。やっぱり歌って重要なので、今回の演技は伸び伸びできると思います。ハモりやすい」と、相性の良さを明かしている。

 一方、さくらが務めるのはアンの親友ダイアナ・バリー役。2015年以降、3年連続でダイアナ役として登場する。「前回はみんなを引っ張るぞ、と言って気合いを入れていったけど、なのに皆さんに引っ張ってもらっちゃって。なので私が誰かを引っ張るんじゃなくて、本当に皆さんにどう見てもらえるか、そういうことだけを気にして頑張ろうと思っています」と、気持ちを新たに邁進する思いを語った。(取材・撮影=桂 伸也)

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