青山テルマ、AIと初めて行った渋谷109を回想「駄々をこねて鞄を」
乾杯をおこなう青山テルマと河北麻友子
歌手の青山テルマ(29)が28日、モデルで女優の河北麻友子(25)とともに、東京・渋谷でおこなわれた、複合施設「渋谷キャスト」の開業イベントに出席。渋谷の街に向けた思いを語った。
この日は渋谷の新複合施設「渋谷キャスト」の開業を祝して、同施設のグランドフロアで、FMラジオ番組『AVALON」(J-WAVE)とのコラボ企画として公開収録を実施。河北は、この番組のメインナビゲーターを務めている。
普段もたびたび渋谷に訪れているという河北は「(渋谷は)何でもあります。食、ファッション、カフェから映画館まで…(それこそ)渋谷に来ればOK、という感じですね」と改めてこの街に対する思いを語りながら「2020年(のオリンピック)に向けて、本当に世界中の人々に楽しんでもらえる場所になってもらえれば」と今後に向けた希望を明かした。
一方、渋谷という街について青山は、かつてアメリカのL.A.に住んでいた時代から「渋谷109が憧れだった」と振り返る。そして、かつて“ギャル”ファッションに傾倒していたころ、同じく歌手で親友のAIとともに渋谷109に出向いたころのことを回想し「上から下まで見るのに4時間くらいかかっちゃって…そのくらい深く見入っちゃうほどボリューム感がすごかったですね」とその際の印象を語った。
それだけ見て回るのに疲れたのか「もう一生来ないって駄々をこねたら、鞄を買ってもらったので機嫌を直した」と楽しいひと時を振り返りながら渋谷109を中心とした“ギャル”カルチャーに想いを馳せていた。
青山は年3回程、発刊されるフリーペーパー「DREAM PAPER」を手掛けており、ファッションやカルチャーなどに青山自身が言及したその誌面のクオリティを、河北らも絶賛。
青山は自身の発信するアンテナに「SNSが大きな影響力を持って、今じゃ指先で何でも買えたりする時代じゃないですか? でもフリーペーパーは外に出なきゃ取りに行けない。これが大事で『みんなが街に出たくなるもの』をコンセプトにしているんです」と、敢えてフリーペーパーという媒体を手掛ける理由を語った。
反面、「3日間休みが取れたら、その間に一歩も外に出ない」と、家から出たがらない出不精を自称する青山は、ファッションに関しても「自分の着るものを買いに行くのは、年に3回くらいで全然ファッション(のトレンド)についていけない」と意外な一面を明かしていた。
なおこの日は、4月28日=シブヤの日”に引っ掛け、“午後4時28分=シブヤ時間”に河北、青山他ゲストとともにに、渋谷キャストの開業と3回目を迎えるプレミアムフライデーの実施を祝して乾杯セレモニーをおこなった。(取材・撮影=桂 伸也)