GACKT“先輩論”に絶賛の声

GACKT

 ミュージシャンのGACKTが2日放送のフジテレビ系『TOKIOカケル』に出演。歌舞伎俳優の中村獅童が大嫌いだったことを明かした。独特のテンションにイラついていたというGACKTだったが、獅童の出演映画を観て号泣。「この人、天才」と逆に大好きになったエピソードを語った。

 TOKIOの国分太一から、映画やドラマを観て泣くことはあるのか尋ねられたGACKT。「一番泣いたのは、『今、会いに行きます』」と、2004年に公開された中村獅童と女優の竹内結子が出演して話題を呼んだ映画を挙げた。

 友人が映画館に3度観に行って3度泣いたと聞かされたGACKTだったが、「僕、獅童クン嫌いだったんですよ。嫌いなんで観に行かないじゃないですか」と衝撃発言した。

 さらに、『今、会いに行きます』の主題曲は、ORANGE RANGEの代表曲の一つである『花』で、そのことにもGACKTは嫌悪感を抱いていた様子。CDランキングで、「『花』が1位だったんですよ。僕は2位だったんですよ。どうしても納得できなくて、なんでコレが1位なんだって思ってたんですよね」とコメント。GACKTの“2位”になった曲は、『花』と同時期にリリースされたラブバラード『君に逢いたくて』と思われる。

 そんなGACKTは、中村獅童が結婚した後、スタジオ移動の車中で『今、会いに行きます』を観賞。すると、「もう涙、止まらなくて。ボロボロ泣いて」と話し、スタジオに到着後、スタッフがドアを開けると「開けんな!」と激高するほどに感動したことを明かした。

 そして、「獅童クンと彼女の出会った瞬間に、『そりゃ結婚するわ!』と一人ツッコミを入れ、さらに、「一番最後の最後に、カメラがパンして、ひまわりにパアーって行った瞬間に、ORANGE RANGEの<花びらの~♪>って始まるんですよ。その瞬間に『そりゃ売れるわ!』」と、再び一人ツッコミを入れていたという。

 TOKIOの長瀬智也からなぜ中村獅童を嫌いなのか尋ねられたGACKT。以前に中村獅童と会った際、「獅童クンってぶっ飛んでるから」とその独特のテンションを見て、「『イラっ』としたんですよね。僕とは合わない人なのかな」との感想を抱いていたようだ。

 ところが、「獅童クンの演技を観た時に、ふだんの僕が知ってる獅童クンではないあの役を観て、一気にひっくり返って…『この人、天才』、獅童クン大好き」と、“嫌い”が一転して大好きな存在に変わったことを明かしていた。

 ちなみに、GACKTは過去に別の番組で、同映画のことに触れ、「映画の途中から涙が止まらなくて」と語り、「(竹内結子に)惚れる! あれは惚れる!」と、竹内結子の演技を絶賛していた。

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