嵐・二宮「全く同じ映像!」事故経験思い起こす“俵返し”威力
嵐・二宮和也(33)が、レスリング・グレコローマン男子59kg級銀メダリスト太田忍選手の“俵返し”を受け、小学校6年生の頃に遭った事故の体験談を明かしながら「(その時みた光景と)全く同じ映像!」と投げ技の衝撃を語った。
3日、日本テレビ系『嵐にしやがれ』は、レスリング女子58kg級の金メダリスト、伊調馨選手や、ウエイトリフティング48kg級銅メダリスト三宅宏実選手、カヌー・スラローム銅メダリスト羽根田卓也選手ら、リオ五輪メダリスト6名をゲストに迎え「リオお土産話SP!」と題して放送。意外な現地での裏話や、各競技にまつわるエピソードを語った。
番組では4年後の東京五輪に向けて、視聴者に知ってもらいたい各競技の知られざる真実を紹介。レスリング・グレコローマン男子59kg級銀メダリスト太田忍選手が「フリースタイルは全身に攻撃していいんですけど、グレコローマンは上半身での攻防になるので豪快な投げ技が多くなります」とその魅力を解説。実際にスタジオで太田選手がその投げ技を披露した。綺麗に決まれば、最高得点が入ることもある大技“俵返し”を二宮が体感した。
太田選手に腕2本で、俯きのまま体ごと持ち上げられ、そのまま反り返りながら、後方に投げ飛ばされた二宮。「小6くらいに俺、1回事故起こしたことがある。(その時みた光景と)全く同じ映像!」と投げ技の衝撃を語った。
また、バドミントン女子シングルス銅メダリスト奥原希望選手が、スマッシュ時のバドミントンのシャトルが男子世界記録だと時速493キロメートル、女子でも平均300キロは出ることを説明。
元バドミントン部だという、嵐・大野智(35)が、実際に奥原選手のスマッシュをスタジオで体感した。1回目はあまりの速さに何もできなかった大野だが、2回目は何とかスマッシュを返すことに成功。奥原選手も「すごいです!」と大野を褒めた。
ちなみにこの“俵返し”を得意とした選手に、グレコローマンレスリング130kg級で1988年、1992年、1996年と三大会連続で金メダルを獲得したロシアのアレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・カレリンがいる。130kg級では前代未聞の大技だった“俵返し”は、「カレリンズ・リフト」と呼ばれ恐れられた。カレリンは、その前人未到とも称された大記録と圧倒的な強さから、海外マスメディアでは"The Experiment"、日本では"霊長類最強の男"の異名で知られた。
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