岩田剛典「表現者として糧に」出演のきっかけはライブでの表情
EXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典(27)が11日、女優で歌手の高畑充希(24)とともに、都内でおこなわれた、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の大ヒット御礼舞台挨拶に出席。主演を務めた岩田は、作品のオファーの経緯や撮影のエピソードなどを振り返った。
岩田が同作品に出演することになったのは、映画のプロデューサーが、2年前におこなわれた三代目J Soul Brothersのアリーナツアー『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2014 “BLUE IMPACT』でスクリーンに映る岩田の顔を見て、作品へのオファーを決めたという。
その経緯を振り返りながら、岩田は「自分が主演としてこうして関わらせていただいたことは、これからの表現者としての自分に、間違いなく糧となったと思います。この感謝の気持ちを、これからの活動に生かせるよう精一杯精進していきたいと、心から思っています」と、感謝の気持ちを述べながら、これからの活動に対する意気込みを語った。
この日は、「今だから言える質問の答え」と題して、作品にまつわるエピソードから、2択の質問を岩田、高畑と会場の観衆が答えるという催しがおこなわれ、その中で「岩田が高畑をお姫様抱っこ」「岩田が相合傘から、高畑の頭をポンポン」という2つのカットされたシーンが明かされ、どちらが見たいか?という質問が投げかけられた。
その中で「お姫様抱っこ」シーンでは、撮影で岩田による「お姫様抱っこ」が30回ほど繰り返しおこなわれながらもカットされたという、悔いの残るエピソードが明かされたが、観衆がほぼ後者のシーンを支持するのを見て、岩田は「カットして良かったですね!」と一言あっさりコメント、会場の笑いを誘っていた。
この日会場を訪れた観衆のほとんどは、作品を2回以上も見たという。高畑はそんな観衆に感謝しながら「これからももっと『おかわり植物図鑑』してほしいです」と語ると、岩田は「いいワードが出ましたね!」と、その「おかわり」という言葉に食いつき、観衆に3回以上映画を見た人はとたずねた際に、手を挙げた人がいたのを見ると「おお、大食いですね!」とコメントし、笑いを誘う。
そして、ラストコメントとして「公開されてまだ一週間、まだまだ『おかわり』できますので! これからも皆さんと一緒に『植物図鑑』の輪を広げていきたいと思います」と高畑のコメントをせしめて、作品をアピールしていた。(取材・桂 伸也)