SPICY CHOCOLATE

5週連続同時1位を獲得したSPICY CHOCOLATE

 SPICY CHOCOLATE(スパイシーチョコレート)の『ずっと feat.HAN-KUN & TEE」が大ヒットを飛ばしている。

 NTTドコモ『想いをつなぐ』篇CMソングとして、2013年11月末より放送がスタートしてからすぐに各配信チャートで急上昇を続け、そこから各配信チャートで連日の1位を記録。2013年末、2014年に入ってからもチャートは落ちることなく、引き続き1位。

 さらには、レコチョクが2010年12月6日にスマートフォン音楽配信サービスを開始して以来、初となる『週間レコチョクランキング(シングル総合)』と『週間着うたランキング』で、5週連続同時1位を獲得した。

 この記録は、2008年に音楽業界を席巻し、着うた&着うたフルランキングにて6週連続同時1位を獲得して邦楽史に残る、青山テルマ feat.SoulJa『そばにいるね』に肩を並べる勢いで、同社(ユニバーサルミュージック)としてもスマホ配信後の最大級のヒットとなっている。

 話題を呼ぶきっかけとなったCMは、黒島結菜、葉山奨之が演ずる大学生のカップル2人の間にはいつもスマートフォンがあり、たとえ会えなくても絆を深めている。人々の「つながりたい」「つながっていたい」という想いに負けない「強いネットワークを目指す」ドコモの姿勢を表現した、若い男女のちょっと切ないドラマ仕立てになっている。CMのストーリーと楽曲の世界感が見事にマッチしていて、大きな話題を呼んでいる。

 SPICY CHOCOLATEが語る「ずっと」を制作する上でのコンセプトをこう語った。「時代に左右されないような『ずっと』大事にされる曲を作ろうと思いました。HAN-KUNとTEEならそれを実現してくれそうだったから協力を依頼しました」。

 楽曲制作についてHAN-KUN、そしてTEEはこう語っている。

 HAN-KUN「俺的には最初にトラックを聞いた時のインスピレーションを大事にした。変ないいかたもしれないけど、一番を獲れるような曲、それは人の一番かもしれないし、チャートの一番かもしれないし、いろんなシチュエーションでのいろんなかたちでの1番になるような、その人が一番求めるような、間口も広いそういうコンセプトで、あとメッセージ感という、シンプルにずっと色褪せないというところから、一発目一番大切しようとした言葉が『ずっと』という言葉で、それをリフレインすることで聴いている人にも、歌っている自分達、伝えてる自分達にとっても、一番のポイントとして、コンセプトは言葉として、メロディーとして出ただけという感じです。あとはみんなとすり合わせてストーリーを作ったという感じでした」。

 TEE「サビが先に決まっていて、HAN-KUNがキャッチーな耳に残るサビをつくってくれたので、ヴァースは二人の思い出だったり、わかり易いけどちょっと凝った感じで作りたいなって思って。歌詞のひとつひとつ、本を読んでいるような感覚で聞いてもらえたらなって思って作りました」。

 そして実際に2人の歌詞が揃い、曲になって、それを聴いたときの想いをKATSUYUKI a.k.a.DJ CONTROLER(SPICY CHOCOLATE)はこう語っている。

 「これはいけるなって思いました。なにに対していけるなってわかんないですけど、これはいけるなって思いました。出来上がった当時に。だから物凄い期待が大きかった楽曲で、数年後にそれが花咲いたということは、やっぱ俺達が見てたものは、信じたものは間違ってなかったかなって今回証明できて嬉しいです」。

 2月12日「ずっと feat.HAN-KUN & TEE (CM ver)」を含む待望のBEST ALBUM『ずっとスパイシーチョコレート!~BEST OF 渋谷 RAGGA SWEET COLLECTION』が発売となる。

 また。待望のジャケット写真も公開となった。『渋谷 RAGGA SWEET COLLECTION』全シリーズの表紙を飾ってきた現在雑誌ViViでも大活躍中の宮城舞が表紙を飾る。過去シリーズ3作品では見せなかった柔らかい表情となっており、BEST盤という特別な作品を更に特徴づける写真となっている。

 普遍的な大切なものをテーマにした楽曲『ずっと feat.HAN-KUN & TEE』だけにこれから夢をもって社会に羽ばたく若者達それぞれの「ずっと」を集める企画とのこと。SPICY CHOCOLATEらしいアイデアの企画になる。

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