多部未華子、座右の銘は「なんとかなる」歌は「やっぱり難しい」
女優の多部未華子(27)が24日、都内でおこなわれた、自身主演の映画『あやしい彼女』(公開中)の大ヒット舞台挨拶イベントに、共演した要潤(35)と、水田伸生監督とともに登壇。要が演じたプロデューサー役は、小林武史をモデルにしたと語れば、多部がそれをあっさり否定する場面があった。
20歳に若返った73歳の女性を演じている多部は、劇中で歌声を披露している。多部は改めて、歌に挑戦したことについて「技術も引き出しもないですし、本業でもないですから、感情を一番大事にしました」と思いを語った。
また、「歌ってやっぱり難しいです。お芝居って、自分でテンポって作れるじゃないですか? 歌ってリズムに乗せないと成り立たないし、それに感情を乗せるという作業は、慣れてもないし、多分なれることもないだろうなって思います」と、改めて女優の目線から見た歌の難しさを語った。
今回、音楽プロデューサーを演じた要は、具体的に本作で劇中歌を担当した小林武史をモデルとしていたことを明かすも「実際に会ったことはないんですけど」と、頼りないコメント。そんな要に対し「小林さんに似てた?」と水田監督が尋ねると、多部は「いや、特には…」とあっさり否定。要は一瞬絶句し、「多部ちゃんは本当に正直。もう正直だけでこの業界を生きているから」と、その答えに参った様子を見せ、笑いを誘う。
またこの日は、公式ツイッターアカウントより募集された、一般からの質問を受け付けるという企画がなされ、多部は「もし朝起きたら突然、73歳になっていたとしたら?」という質問に「どうしましょう? とりあえず自撮りして、友達に送って『ヤバくない?』って」と返答、さらに座右の銘は?との質問に一言「なんとかなる」と、天然な一面を見せ、会場を沸かせていた。
本映画は公開2週目でYahoo!映画で5点中4.13点を獲得、ぴあの映画初日満足度1位を獲得するなどの高評価を得ている。一方で多部は「(見ている方)一人ひとりの心に留まれば幸せだと思うだけなので、この映画が皆さんの大切な映画の一つになってもらえれば、一番幸せなことだと思います」と映画に込めた純粋な思いを語った。(取材・桂 伸也)
![多部未華子、座右の銘は「なんとかなる」[1]](http://www.musicvoice.jp/wp-content/uploads/2016/04/photonews-160415-KI01-360x240.jpg)
![多部未華子、座右の銘は「なんとかなる」[2]](http://www.musicvoice.jp/wp-content/uploads/2016/04/photonews-160415-KI02-360x240.jpg)
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