写真下は、初の洋画主題歌を担当する松田聖子(中央)を挟み、呉田軽穂(松任谷由実、左)と松本隆。写真上は、映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ワンシーン

[写真]松田聖子が初の洋画主題歌

写真下は、初の洋画主題歌を担当する松田聖子(中央)を挟み、呉田軽穂(松任谷由実、左)と松本隆。写真上は、映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』ワンシーン

 歌手の松田聖子の新曲「永遠のもっと果てまで」(10月28日発売)が、映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)日本語吹替版の主題歌に起用される。松田にとっては初の洋画起用楽曲で、1984年発売のシングル「Rock’n Rouge」以来31年ぶりとなる、作詞・松本隆、作曲・呉田軽穂(松任谷由実)、編曲・松任谷正隆が担当する。また、この楽曲を使用した予告編が映画の公式サイトで公開された。

 映画は、『ハリー・ポッター』シリーズで驚きと感動を全世界に届け続けてきたワーナー・ブラザースが新たに送る作品。普通の少年がピーターパンになるまでの誰も知らない物語を壮大なスケールで描く。公開された予告には、空飛ぶ海賊船と共に映る景色やネバーランドの様々な風景から、本作の幻想的で美しく壮大な世界観がうかがえる。

 そして、日本語吹替版の主題歌には、自身初の洋画楽曲である松田聖子の「永遠のもっと果てまで」が起用された。この楽曲は、デビュー35周年を記念して特別に企画された作詞・松本隆、作曲・呉田軽穂(松任谷由実)、編曲・松任谷正隆によるコラボ。この作家陣とは、1984年2月1日に発売されたシングル「Rock’n Rouge」以来31年ぶりの共作となる。

 松田は「映画を拝見し、物語の素晴らしさ、そして映像の美しさにとても感動しました。ピーターが仲間や家族を信じて頑張る姿に胸がいっぱいになりました。一番の魔法は信じる気持ちなんだなあという事が、この映画を観て本当に分かりました。この素晴らしい映画の日本語吹替版の主題歌に、『永遠のもっと果てまで』を選んで頂きまして、私もこの素晴らしい映画の一部になる事が出来て本当に幸せです」と、コメント。

 配給元のワーナー・ブラザースは、「原作では永遠の少年であるピーター・パン。松田聖子さんもデビュー当時から変わらない人気と歌声を持ちながら活躍されている姿を見て、本作の主題歌を担当するに最もふさわしいと思い依頼しました」と運命的な起用となったことを明かした。

 さらに「<あなたへと伝えたい この涙の重さを>に代表される作品の感動を広げる素晴らしい歌詞、『永遠のもっと果てまで』という主題歌タイトルは作品の世界観にぴったりと合っている。是非、作品と合わせて主題歌でも感動頂けたらと思っています」とコメントした。

 公開前の10月1日は、ヒュー・ジャックマン(黒ひげ役)、リーヴァイ・ミラー(ピーター役)、ジョー・ライト監督が来日するジャパンプレミアに松田も参加する予定。日米豪華キャストが対面もみられる。

 ヒュー・ジャックマンからは「日本で大変有名な歌手、松田聖子さんが『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』日本語吹替版に主題歌を提供してくださったと聞いて、とても嬉しく思います!ありがとうございます」と松田さんへの熱いメッセージが届いた。

 また、初来日となるリーヴァイ・ミラーからは「ぼくもヒューも松田さんに日本でお会いして、一緒にこの映画の宣伝ができるのを楽しみにしています!」とコメントした。

 リーヴァイ・ミラーは“いま最も美しい少年”とも称されており、ラルフローレンのチルドレンズウエアの新しいアンバサダーに選ばれるなど、早くも多方面から熱い視線が注がれている期待の新星。彼はヒュー・ジャックマンと同じオーストラリア出身で、2010年からミュージカルや短編作品に出演し、オーディションで主人公ピーター役を射止めた。

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