INTERVIEW

豊嶋花

新感覚ラブコメに不安も ヒロイン・白瀬小春に込めた「現実味」と「成長」:黒崎さんの一途な愛がとまらない


記者:村上順一

写真:村上順一

掲載:26年02月24日

読了時間:約4分

 俳優の豊嶋花が、日本テレビで現在放送中のドラマDEEP『黒崎さんの一途な愛がとまらない』(毎週火曜24時24分〜)に出演。3年前に亡くなった母が開店したおにぎり屋「しらせ」を手伝う高校2年生のヒロイン・白瀬小春を演じる。

 豊嶋といえば、ベビーモデルとして1歳で芸能界入りし、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』『あまちゃん』『ごちそうさん』と3作に出演した実力派。近年ではドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』での主人公の娘・大豆田唄役や、Netflix映画『新幹線大爆破』の小野寺柚月役など、確かな演技力で着実にキャリアを積み重ねてきた。

 『黒崎さんの一途な愛がとまらない』の原作は、岡田ピコ氏の同名漫画作品。本作はおにぎり屋の女子高生・白瀬小春に、恋に不器用な天才小説家・黒崎絢人(山中柔太朗)の突拍子もないプロポーズから始まる、ポップで甘くて、思わず笑顔になる新感覚ラブコメディー。voisでは動画インタビューを実施。ピュアなラブコメに挑む姿勢から、W主演を務める山中柔太朗の印象、ドラマの注目ポイントについて話を聞いた。

フレッシュなリアクションが要

豊嶋花

――ラブコメは初めてですか?

 『君が死ぬまであと100日』(日本テレビ)という作品で経験しているのですが、その作品は余命が絡んでいたので、シンプルにキュンキュンできるという作品は初めてかもしれません。

――出演が決まった時の心境は?

 可愛らしいラブコメのヒロインという役柄に少し自信がなくて、お話を頂いた時は不安もありました。ですがその一方で、自分がどう演じられるかというワクワク感や、撮影自体への楽しみもすごくありました。

――準備はどんなことを?

 フレッシュなリアクションが小春ちゃんの要だと思ったので、そこは意識したいなと思いました。『君が死ぬまであと100日』の時は、声のトーンを上げてキャラクターを完全に作り上げたのですが、小春ちゃんはお母さんを亡くしています。弟が2人いてお母さんの役割を担っている高校生という、ヤングケアラーの要素もあるので、現実味も入れたいなと思いました。ラブコメディーでファンタジーっぽくなる傍ら、そこでリアリティが出せたらいいなと思って。小春ちゃんは私自身とは違う立場ではありますが、自分の要素も入れたいと思いました。

――衣装はいかがでしたか?

 小春ちゃんは前半、全然服装に気を使っていない感じなんです。私服だとTシャツにシャツを羽織ってジーパン、といった感じなのですが、黒崎さんに少しずつ惹かれていくにつれて、服装にも気を使い始めているのがわかります。ドレスアップする回もあるので、そういう服装の変化にも注目していただけたらなと思います。

――ドレスはテンションが上がりましたか?

 楽しかったです。ただ、ドレスアップした回は割と重めのシーンが多く、お芝居に集中していた部分でもあるので、そこも見ていただけたらなと思います。

豊嶋花の“一途な愛が止まらない”もの

豊嶋花

――今回共演されている山中柔太朗さんの印象は?

 第一印象はクールな方かなと思ったのですが、現場が明るかったこともあり、すごくフランクにたくさんお話をしてくださいました。カメラが回っていない時でもお芝居について相談できる関係性を築けて、すごくやりやすかったですし、ありがたかったです。

――役についてのお話をされたことも多かった?

 やっぱりラブコメだと、ファンタジーと現実味のバランスが分からなくなってしまう瞬間があります。「ここは王子様系で行ったほうがいい」とか「ここはコメディーを重視したほうがいい」という場面があって、どうしたら面白くなるか、どうしたほうがやりやすいかというのを、たくさん相談させていただきました。

――小春としての注目ポイントはありますか?

 変化を大事にしています。最初は不審者みたいだった黒崎さんですが、そこから小春ちゃんが少しずつ惹かれていく。黒崎さんも小春ちゃんに対して、ただ「好きな人」「結婚したい」というだけでなく、嫉妬だったり、好きだからこそのモヤモヤだったり、いろんな感情が芽生えていきます。2人とも経験がないから、自分の身に何が起こっているのか分かっていない。そこが初々しくて可愛らしいので、そんな2人の成長を見守っていただけたらなと思います。

――いま、豊嶋さんが“一途な愛が止まらない”ものはありますか?

 スキンケアです。最近は「この成分を入れると肌がこうなる」という成分までこだわっています。以前から肌を褒められる機会が多かったので、もっと伸ばして誰にも負けない武器にしたいと思って勉強しています。

――最後に今年の抱負と展望を教えてください。

 大まかに言えば、年末に「良い一年だった」と思えることなのですが、マイルストーンとしての小さな目標で言うと、私は話すことが好きなので、ラジオやポッドキャストなどで皆さんにお話を届けられるような機会が欲しいです。また、ファンの皆さんがDMやコメント欄で「会える機会を作ってほしい」と言ってくださるので、もっといろんな作品に出演してファンミーティングなどができるよう、皆さんにお会いできるように頑張りたいなと思います。

(おわり)

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村上順一

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