左から鈴木奈穂子アナ、今田美桜、有吉弘行、綾瀬はるか

 <第76回NHK紅白歌合戦◇リハーサル(音合わせ)3日目◇30日◇NHK放送センター>司会を務める綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーが、リハーサル後に囲み取材に応じた。今田は今回初の紅白司会。綾瀬は6年ぶり4回目、有吉は3年連続で3回目となる。

 【写真】綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナのフォトセッション

――昨日と今日のリハーサルを終えて、今のお気持ちをお聞かせください。

 綾瀬はるか  今年も大活躍された数々のアーティストの皆さんと一緒にリハーサルを朝から夜まで一緒にできて、ハードなスケジュールではあったんですけれども、本番が楽しみだなっていう気持ちになって盛り上がってきています。

 今田美桜 私はこういうリハーサルというものを初めて経験するんですが、もうすでに圧巻のパフォーマンスを目の前で見させていただいて、ますます本番が楽しみになりました。

 有吉弘行 リハーサルから見させてもらいましたけど、すごく盛り上がってて。僕3回目ですけど、やっぱりちょっと過去2年よりもすごいまた紅白になるんじゃないかなと思いますけれども、打ち合わせとか本読みとかをやってると、底冷えするんですよね、NHKってね。結構、女性陣も結構薄着ですしね、心配だなって。もうちょっと暖房を強くしてほしい。

 綾瀬はるか この部屋(会見場)ね、暖かいですね。

 有吉弘行 この部屋ね。記者の方がいらっしゃるから(笑)

 鈴木奈穂子アナ 朝からバッタバタな感じであのリハーサルが進んでいまして、それも含めて紅白がもう近づいているなという気持ちがしました。歌手の皆さんのパフォーマンス、あ!今年すごく聞いたなっていうものもあれば、懐かしいなっていうものもあったり、時代を超えて届く音楽っていうのを改めて感じていて本番がとても楽しみです

――綾瀬さんは今回で4回目、6年ぶりの紅白となりますが、いかがでしたか?

 綾瀬はるか 6年ぶりで、6年前とは変わってる場所……司会の皆さんが待機する場所がちょっと変わってたりとか、ちょっと広くなってたり、「あ、こうなったんだ」っていうことがたくさんあったり、だんだん色々思い出してきて。前よりもちょっとだけこう経験がある分、分かるところもあるなと思ったりしていますが、やっぱり始まりはすごい緊張もして。なので、いい余裕と緊張感で、いい具合です。

――有吉さんとのコンビネーションはどうですか?

 綾瀬はるか ばっちりですよね!

 有吉弘行  ばっちりですね。しっかり引っ張っていただいております。

 綾瀬はるか  いや、いや、しっかり引っ張っていただいて、はい。

――今田さんは初めてですが、この雰囲気はいかがでしょうか?

 今田美桜 こんなにもうバタバタなんだっていうのを実感しております。こんなに裏で走ってるんだなっていうのをリハーサルで感じましたけれども、それぐらい、もちろんステージもそうですし、舞台裏でも紅白というところをすごく楽しませて頂いております。

――今田さんは『あんぱん』のスペシャルコーナーもありますが、そちらへの意気込みや期待はいかがでしょうか?

 今田美桜 『あんぱん』に出演された、錚々たるキャストの皆様が参加してくださって、とってもスペシャルなステージになってると思いますが、先ほどもリハーサルしたんですけど、私自身も明日の本番がますます楽しみになりました。

――姉妹の歌も楽しみです。

 今田美桜 はい、頑張ります!ありがとうございます!

――有吉さん、1回目の時は緊張されていましたが、3回目ということで余裕は出てきましたでしょうか?

 有吉弘行  余裕はあったつもりなんですけども、三山(ひろし)さんのけん玉の……早々にリハーサルで失敗してしまいまして、そこから急激に緊張してきまして、楽屋でもずっとけん玉を練習しています。

――昨日、有吉さんが失敗した様子を拝見したのですが、その時はあんまり反省してらっしゃらないような感じにも見えたのですが。

 有吉弘行 こっちの左の方から三山さんの鋭い視線を感じまして、もうちょっと苦笑いしてやり過ごすしかなかったです。はい。すいません。本番はもう必ず成功させるように頑張りたいと思います。

――三山さんからのアドバイスは聞かれましたか?

 有吉弘行 三山さんは無言で笑ってらっしゃいまして。他のプロの方からいっぱいアドバイスいただきまして、「膝を使いなさい。とにかく膝で投げて膝で受けるんだ」っていうアドバイスを受けましたので、大丈夫だと思います。頑張ります。

――今田さん、『あんぱん』のステージのリハーサルを終えて、久しぶりにキャストの皆さんとお会いしていかがでしたか?

 今田美桜 半年ぶりぐらいにお会いして本当にほっとしまして。やっぱりこの紅白という大舞台に参加させていただいてるのを楽しみつつも、やっぱり本当に緊張してますので、そんな中でみんなに会えてすごくほっとしました。

――綾瀬さん、今年の紅白の中で楽しみにしていらっしゃることや、ご自身が参加される企画などはありますか?

 綾瀬はるか たくさんありすぎて……たくさんありますね。

――オープニングのリハーサルはどうでしたか?

 綾瀬はるか 私のパートは石川さゆりさんや坂本冬美さん、MISIAさんとかが一緒なので…。皆さんでステージの上でね「ちょっと音が取りづらいね」って皆で話しながらでも、「頑張りましょう」っていうところで今日一致団結しました。

――鈴木アナウンサー、皆さんのサポートとなりますが、今の心構えやチームワークはどうですか?

 鈴木奈穂子アナ  私自身も2回目ということで、去年よりは少し余裕が出て、リハーサルも歌を楽しみつつやってるところはありますけれどやっぱり緊張しつつ、お三方が、リハーサルの時からモニターで見てる時があるんですけど、3人でお話ししてクスクスみたいな、そういうシーンがとっても微笑ましくて、すごくいいチームワークだなという風に感じております。

――特別企画も色々あって把握できないところがたくさんありまして、リハーサルをご覧になって「ここがすごいぞ」というところをそれぞれ教えてください。

 有吉弘行 全部すごいですよ。さすが特別企画だなっていうものばかりですけど、僕ちょっとまだ(全部の)リハーサルの様子伺ってないんですけど、松田聖子さん最後歌ってらっしゃるので、それだけでドキドキして、ちょっとVTRとか見てるだけでもうドキドキしてます。すごく楽しいです。

 綾瀬はるか 本当にそうなんですよ。どの方もこうすごいステージで、見所がたくさんあって、テンポよくわーって圧倒される感じなので、「これ」ってよりも、どれもですね。昨日有吉さんからお話を聞いていたので、どうしてもけん玉のところが気になって、私も緊張してしまうって感じで。

 有吉弘行 伝染してしまって…(笑)

 今田美桜 私もどれもとっても楽しみなんですけど、石川さゆりさんとNHK東京児童合唱団の皆様のコラボレーションはとっても楽しみにしてます。

 有吉弘行  僕、『あんぱん』のドラマで泣きそうでした。めっちゃ良かったね。

 綾瀬はるか 素敵でしたね。

 有吉弘行 『あんぱん』全部見てない僕でも感動しました。

 今田美桜 それは良かったです!すごい素敵なので是非皆さんにはお見逃しなく。

 鈴木奈穂子アナ 特別企画で「(リハでは)ここは見なくてあの本番のお楽しみで」と言われてるところも結構あって、司会者でもこんなにお楽しみ、こんなにあるんだっていう状況だったりするので、本当に本番で見られるのが楽しみです。ちょっとさっき懐かしいって言ったんですけれど、昭和・平成・令和の歌が散りばめられていて、私は平成の自分が学生だった時に聞いた歌などがもうたくさん……オレンジレンジだったり、久保田(利伸)さんだったり、ルーズソックスだとかも、すごくそのあたりが自分の中では懐かしい楽しいっていうポイントではあります。

――大晦日を迎えるにあたって、1年を振り返り、漢字一文字でどんな1年だったかをお願いします。

 有吉弘行  何でしょうね。そうですね、やっぱり「夢」ですかね。年齢重ねてきたのかすごい眠りが浅いんでしょうね、夢をすごい見るようになりました。子供も今子育ても真っ最中ですし、1年中夢を見てるような、夢うつつのなんか生きてるような1年でした。いい夢なんでしょうかね、悪夢もいい夢も含めつつ、とにかく夢ばっかり見てるような感じです。夢の中生きています。

 綾瀬はるか 私はすごいあの1年があっという間だったなっていうので「早(い)」。作品を今年はたくさんやらせていただいていて、朝が本当に早くて、毎朝毎朝早いっていう……早い、っていう感じですね。

 今田美桜 「走(る)」。あの『あんぱん』の方でも走る役でしたし。あとは世界陸上だったり、最後まで走ってるなっていうことで「走る」にします。

 鈴木奈穂子アナ 私も「早い」にしようかなと思ってたんですけど。去年(の紅白の)時の記者会見でそういった質問などもあったなって、もう本当に一瞬の出来事、また今年もここに来てるので。「一瞬」の「瞬」で。

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