<第76回NHK紅白歌合戦◇リハーサル(音合わせ)◇28日◇NHK放送センター>ソロとして初出場となる幾田りらは「恋風」を歌う。リハーサル終了後、取材会に登壇し、今の心境を語った。

 【写真】幾田りら、第76回NHK紅白リハの模様

 幾田は、ソロとして初めて立つ紅白のステージに向け、「これまで活動を支えてくださったチームやファンの方々への感謝と愛を込めて歌いたい」と決意を表明。

 自身の歌唱曲「恋風」について、「皆さんがこの1年の中で募らせてきた思いなど重ね合わせて、パフォーマンスができたら」と、聴き手の心に寄り添うステージを目指す考えを明かした。

 今回の紅白は「放送100年」の節目であり、幾田はオープニングのスペシャルメドレーでPerfumeと共に松任谷由実の「春よ、来い」を披露する。松任谷由実の楽曲を歌うことについて、「100周年という記念すべきステージに立てることは光栄。すごく緊張しますが、愛を込めて歌いたい」と期待を寄せた。

 この1年を振り返り、多くのライブや楽曲制作、コラボレーションなど、活動の幅を広げた幾田が選んだ漢字一文字は、ライブを象徴する「生」。

 「ライブをコンスタントでやり続けることで、過去や未来ではなく『今』をファンの方と共有できていると実感できた。自分の現在地を知れる時間だった」と、充実した1年を総括した。

 初めて1人で立つ紅白のリハーサル現場については、「すごく緊張したが、スタッフの皆さんが本番に向けて持っているエネルギーと熱を感じ、私も思いを込めて歌った」と振り返った。本番では「幾田りららしい姿」を見せられるような衣装を準備しているとのこと。

 また、当日の楽しみとして「この1年活躍されたアーティストの皆さんと舞台裏でお話しできたら」と、祭典ならではの交流にも胸を膨らませていた。

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