Perfume、コールドスリープ前最後の紅白　ドレス姿で会見「どうしても着たくて」

＜第76回NHK紅白歌合戦◇リハーサル（音合わせ）◇28日◇NHK放送センター＞17回目の出場となるPerfume。12月31日をもって「コールドスリープ」に入るPerfumeは、紅白でPerfume Medley 2025「ポリリズム」「巡ループ」を歌う。リハーサル終了後に取材会に出席し心境を語った。

　【写真】ドレス姿で紅白の会見に臨んだPerfume

――意気込みをお願いいたします。

　あ〜ちゃん　紅白さんの演目をもってコールドスリープに入ることになりましたので、実際にも締めくくりのパフォーマンスになります。私たち25年やってこさせて頂いて、紅白さんのステージで締めくくれること本当に光栄に思います。いろんな人から「見るけんね、見るけんね」って言ってもらって、私たちも本当に嬉しいです。後悔のないように。一旦の締めくくりを、いいステージにしたいです。

――紅白にこれまで16回出場されていて、今回がコールドスリープ前、最後のステージとなりますが、準備の仕方だったりとか向き合い方だったりとか、今までと違ったことはありましたか？

　かしゆか　今までと変わりなく同じように、でも最高のステージを作れるようにスタッフさんとたくさん打ち合わせをして、今回ためだけの演目になっているのでそれもしっかり打ち合わせをしました。

　あ〜ちゃん　今までだとテクノロジーとコラボさせてもらって、パフォーマンスするということを生放送でチャンレンジすることをやってきましたけど、ラストを飾るということでどういうことをやるのかなと思ったら、本当にシンプルで、すごいアナログなやり方と、私たちらしいラストになってます。NHKさんは、過去の私たちいっぱい持ってくれてて、その映像なども色々使わせていただき披露する感じですね。

　のっち　ニュースで見たんですけど、MIKIKO先生が演出、振り付けに入ってくれてるっていう風に大きく出てたので。でもいつも振り付けはMIKIKO先生だし、もうちょっとだけ、というか結構入ってくれてたりもするので、そういう絆、繋がりみたいな、MIKIKO先生との繋がりみたいなものも見せられる演出になっているのかなと思います。

――今回で17回目の紅白っていうことで、皆さんにとって紅白歌合戦ってどんな存在でしたか？

　かしゆか　緊張する場でもあり、でも家族や親戚に「頑張ってるよ」っていう姿を届けられる場でもあり、自分たちの１年間の成果がそこに出てるなっていうステージでもあったと思います。なので緊張もしてるけどいつも嬉しい気持ちもいっぱいでした。

　のっち　憧れの場ですね。17回目になってもやっぱりギリギリまで出場できるかどうかっていうのでみんなでドキドキしながら待っているので、今年、締めくくりの年に出られて本当に光栄です。

――あ〜ちゃんさんはどうですか？

　あ〜ちゃん　「あ〜ちゃん」で大丈夫です。「あ〜ちゃん」と呼んで下さい笑　あ〜ちゃんちゃんってなってしまうんでね。

　会場　爆笑

――あ〜ちゃんはいかがですか？

　あ〜ちゃん　嬉しいです笑　やっぱり「紅白さん」って言うぐらいなんで、私たちもずっと目指してきたステージでして、初出場させてもらった時からもう足がずっと浮いてるような、自分が本当に踏んでいるのか、この舞台をっていうぐらい、終わってみて「あ、出てたんだ」みたいな。毎回そのくらい緊張してしまって、もう手も足も冷たく、全身冷たくなってしまうぐらい緊張してしまうんですけど、そのステージを17回目立たせてもらえるっていうのは、本当にいつまで経っても変わらんなっていう。私たちのもっとよりよく、もっといいステージをって思う向上心が、そこに表れているんだなっていうのをある時から分かってからは、その緊張を楽しめるようになってきて。その紅白さんが今回コールドスリープ前ラストなので、もう緊張といろいろな、締めくくりだし、これでコールドスリープ入るし、これでパフォーマンス最後みたいになっていろんなことが重なるんですけども、そういった事実を私たちらしく楽しめたらいいなって今思ってます。

――そんな締めくくりの日ですけど、このドレスで踊られるんですか？

　あ〜ちゃん　これ踊れんわぁ。どうしても着たくて…

　会場　爆笑

　あ〜ちゃん　本番、オープニングで着ようと思ってたんですよ。これは着てみたら大変だわって。小泉さん、日本のね、素晴らしいアーティストが作ってるものなので、んじゃあ記者会見で見てもらおうかって言って。えらい張り切った女たちがゆっくり歩きよったらどんないなるん？って笑

　会場　爆笑

　あ〜ちゃん　ちょっと私たちもね、最後なんでやりたいこと叶えさせてもらって、欲張りして着させてもらいました。これで心置きなくコールドスリープ入れるよね。

――着心地っていかがですか？

　あ〜ちゃん　これめっちゃあったかいんですよ。びっくりでしょ。めっちゃ保温性あります。冬もOK。マジでめっちゃ可愛いよね。それぞれが着たいと思ってたものを着させてもらってね、華やかで上品でね、だけどね、すっきりしておしゃれで、大のお気に入りです。全部日本のアーティストに作ってもらったもので今日は着てるので、日本人で良かったです。

　局関係者　お時間の関係で取材以上とさせて頂きます。

　あ〜ちゃん　早いね！今年の一文字は？

――お願いします！

　かしゆか　「巡る」という漢字にしたいと思います。25周年、20周年で、周年でツアーやドームライブ回ってきたんですけど、たくさんの方との巡り合わせで今があるなっていうのをすごく実感できる年で。10何年前にお仕事してた方がまた再会できて一緒にお仕事できるという機会をいただいたりとか、私たちの歴史も巡ってたり全てが繋がってるっていうのをすごく感じれた年だったので、「巡る」という漢字にしたいと思います。

　あ〜ちゃん　あーちゃんも一緒でした。

　３人　きゃー！

　のっち　びっくり！

　あ〜ちゃん　「巡る」を考えてました。今回の「巡ループ」も披露させてもらいますし、いろんな奇跡が重なってコールドスリープも決断することとなりまして、2025年を走り出した時にはそういうことを思ってなかったので。こういうタイミングが合わさるのって、自分たちが計画していることとかではなくタイミングって合ってくるんだなって。私も結婚するとは思ってませんでした。

――おめでとうございます！

　あ〜ちゃん　奇跡が本当に重なって巡り合わせと巡り合わせと、このチャンスというか奇跡に、感謝したいなと思ってます。

　のっち　「絆」という漢字です。今年はカウントダウンライブからPerfumeとして一番長いツアーを回ったりとか、あとは９月に東京ドームライブがあったり、たくさんの方と触れ合う時間があって。で、「コールドスリープします」というメッセージを皆さんに送った時も、みんながPerfumeなんじゃないかという気持ちの繋がりだったりとか、すごく理解しようとしてくれて、みんながPerfumeだねって、今までの絆をすごく感じたし、これからもずっと一緒に人生共に、と思っているので、これからの絆もあったら嬉しいなという気持ちで「絆」にしました。

　局関係者　以上となります。ありがとうございました。

　３人　ありがとうございました！

　会場　拍手

　あ〜ちゃん　じゃあゆっくり帰りますね（笑）