【紅白リハ】坂本冬美、M!LKの輝きにときめき 10回目の「夜桜お七」で新境地:一問一答
坂本冬美
<第76回NHK紅白歌合戦◇リハーサル(音合わせ)◇28日◇NHK放送センター>37回目の出場となる坂本冬美は「夜桜お七」を歌う。紅白に初出場する5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」が踊りで参加する。リハーサル終了後、取材会に登壇し、今の心境を語った。
【写真】坂本冬美、NHK紅白歌合戦リハーサル(音合わせ)の模様
――紅白への意気込みを聞かせてください。
37回目の出場、そして「夜桜お七」は10回目の披露となります。デビュー8年目で発売したこの曲が、紅白という舞台のおかげで、新しいアレンジや演出を通じて若い方にも知っていただける機会をいただいています。今回は10回目という節目ですが、今年大ブレイクしたM!LKの皆さんが花を添えてくださるということで、私自身も緊張しつつ、楽しみながら歌わせていただきたいと思っています。
――リハーサルで実際にM!LKの皆さんと合わせられて、いかがでしたか?
今日、佐野(勇斗)さんはいらしゃらなかったのですが、本当にお忙しい中、短期間で完璧に振りを覚えてくださって、本当に頼もしいなという気持ちと、今をときめく方にバックで踊っていただけるなんて、幸せ者ですよね。ちょっと「おばちゃん」を通り越して「おじちゃん化」してしまっていますが、ときめくような嬉しさを感じながらリハーサルを終えました。
――何度も歌われている「夜桜お七」ですが、毎回お気持ちは違うのでしょうか。
実は、毎回緊張するんです。何回目かの紅白で、この曲の歌詞を間違えてしまったことがトラウマとしてずっとありまして、その緊張感が常にあるのですが、毎回素晴らしい演出をいただいていますし、今回はM!LKの皆さんが加わってくださることで、また全く違う「夜桜お七」に気持ちの中ではなっていると思っていますので、この10回目の「夜桜お七」を楽しみたいと思っています。
――2025年はどのような1年でしたか?
来年は40周年に向けた節目の年ですが、五木ひろし先輩の2ヶ月間の劇場公演などもあり、思ったよりも忙しい1年でした。40周年はもっと大変になるだろうと覚悟していますが、今年はけっこう忙しかったというのがありますね。
――来年40周年は何か我々は期待していいような大きなことは?
通常のコンサートと劇場はないんですが、リサイタル的なものをもしかしたら 40周年ですから、もう最後になるかもしれませんけども。少し派手に社長がやってくれるって言いますので、社長の年齢も考えたら最後になるかと思う(笑)。 ぜひこれはお見逃しなくということで。ここだけの話(笑)。
――先ほどM!LKさんのイイじゃんポーズをされていましたが、今年「イイじゃん」と思ったプライベートな出来事はありますか?
イイじゃんですか? 難しいですね。忙しい合間を縫って韓国ドラマを見たり、ファンクラブには入っていませんがロウンさんのコンサートに行ったりしました。1番てっぺんの席から、双眼鏡で「いいじゃん!」と思いながらステージを観ていました。それくらいかな〜!?
――今年1年を漢字一文字で表すと何になりますか?
「幸(さち)」にしたいと思います。忙しいということは、それだけ幸せなことですからね。
――本番の衣装についても教えてください。
M!LKさんとご一緒するので、気持ちを上げるために真っ赤な桜の振り袖を用意しました。還暦には1年早いのですが、先取りです。ただ、振り袖を広げすぎると後ろで踊ってくださる皆さんが隠れてしまうので、もう一回カメリハがあるのでやってみて、広げるかどうか考えたいです。もし広げてなかったらバックの方に気を遣ったんだな、広げていたらあまり気にせずにということで(笑)。なるべく見せたいんですけどね。
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