風間俊介

 主演の横浜流星をはじめ、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実が14日、都内で開催された大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」最終回!ありがた山スペシャル~パブリックビューイング&トークショー~に登壇。約2万8600人の応募から選ばれた、倍率約34倍というプラチナチケットを手にした約900人のファンと共に、1年間の集大成となる感動のフィナーレを分かち合った。

 【写真】イベントのトークショーでMCを務める風間俊介

 2025年の幕開けと共に走り出した物語もついに完結。上映後の熱気が冷めやらぬ中、トークショーでは、鈴木奈穂子アナと共に鶴屋喜右衛門役の風間俊介がMCとしてマイクを握り、撮影の裏側や座長・横浜の素顔を引き出した。

 風間は「流星くんはストイックで、少しミステリアスな部分があるのが魅力的。ですが、本当に『蔦屋重三郎』になった時の勢いは素晴らしい」と、その役者魂を絶賛。さらに、撮影当初は役柄として敵対関係にあったことを振り返り、「最初の頃は仲が悪い役だったので、あまり喋れなかったんです」と告白した。

 しかし、物語が進むにつれて関係性が変化したことに触れ、「役の中で仲良くなり、僕も喋るようになってから不意に見せてくれる笑顔がめちゃくちゃ嬉しかった。『横浜流星の笑顔が私に向けられた』という喜びがある」と、座長のふとした表情に心を掴まれたエピソードを披露し、会場を和ませた。

 これに対し、喜多川歌麿役の染谷将太も「スタジオに入ると(役そのものの)蔦重がいて、現場を作る力も含めて頼もしかった」と追随。共演者からの厚い信頼に対し、横浜は「本当におていさんや歌麿が近くにいて頼れる存在だった。そこに救われた部分は大きかった」と、共演者への感謝を口にし、チームワークの良さを滲ませた。

 イベントの締めくくりに、風間は「一つの黄表紙(※)が完成するかのように、この最終回で蔦重の物語が完結します。一生この物語を大切にしていただけたら」と、江戸の出版文化を彩った作品になぞらえて挨拶し、万雷の拍手を浴びた。(※江戸時代中期~後期に流行した大人向けの絵入り小説)

 なお、本イベントの模様は12月29日(午後4時03分~4時22分)に放送される予定だ。

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