©2026「汝、星のごとく」製作委員会 ©凪良ゆう/講談社

 横浜流星×広瀬すずがW主演を務める、映画『汝、星のごとく』(2026年 秋公開)の場面写真が公開された。

 【写真】公開された横浜流星×広瀬すずW主演、映画「汝、星のごとく」場面カット

 繊細かつ豊かな表現で読む者の心を捕らえて離さない小説家・凪良ゆう。その中でも最高傑作との呼び声も高く、「流浪の月」(19)に続き2度目となる<第20回本屋大賞>を受賞した『汝、星のごとく』(22)が、横浜流星×広瀬すずのW主演・監督:藤井道人で2026年に実写映画化されることが決定した。

 物語の舞台は風光明媚な瀬戸内のとある島。京都から島に転校し、漫画家になる夢を持つ男子高生・青埜櫂(横浜流星)と、島で生まれ大好きな刺繍を仕事にしたいと願いながら母親と暮らす女子高生・井上暁海(広瀬すず)が出会い恋に落ちるも、それぞれの抱える運命に翻弄され、選択に迫られる15年間が描かれます。数々の作品で個性豊かな役柄を演じ分け、2025 年の第78回カンヌ国際映画祭では、横浜は『国宝』・広瀬は『遠い山なみの光』でその名を世界に知らしめたばかり。本作では、実力派の二人が、珠玉の愛の物語に挑む。

 メガホンをとったのは数々の映画賞を獲得し、横浜が主演を務めた『正体』(24)では日本アカデミー賞最多12部門で13受賞・最優秀監督賞の快挙を成し遂げた藤井道人。Netflix週間グローバル TOP10(非英語シリーズ)で世界1位の大ヒットを記録、88の国と地域でもトップ10入りの快挙を果たし世界から注目を集める最新作 「イクサガミ」や、『余命10年』(22)、『青春 18×2 君へと続く道』(24)など心情を丁寧に描くエモーショナルな恋愛作品まで幅広い作品を手掛ける藤井監督が、盟友の横浜・初タッグの広瀬と共に、壮大な愛の物語を紡ぐ。

 今作では瀬戸内に佇む今治の小さな島における高校生での出会いから、15年に渡る櫂と暁海の恋模様が描かれている。制服を身に纏い自転車で二人乗りをする姿や海辺で寄り添いながら笑顔を見せる甘酸っぱい青春の一瞬を切り取ったシーンに相対し、夜空を見上げながら物憂げな表情を見せる二人や、朝焼けに照らされながら無気力な表情の櫂と言葉を飲み込んだような哀愁漂う面持ちの暁海の姿も。

 撮影監督は、『新聞記者』(19)、『余命10年』(22)、『青春 18×2 君へと続く道』、「イクサガミ」(25)など数々のヒット作で藤井道人監督とタッグを組み、神秘的な映像センスで屈指の実力を誇るカメラマン・今村圭佑。学生時代からの盟友である藤井と今村にしか映し出せない圧倒的な映像美に注目が集まる。

 さらに音楽・大間々昂、照明・平山達弥、美術・宮守由衣、録音・根本飛鳥、編集・古川達馬など「イクサガミ」を共に手掛けた藤井組に欠かせないスタッフが集結し、唯一無二の世界観を作り出す。実力派スタッフ陣と共に、ついに先日クランクアップを迎えた藤井は「W主演の横浜流星さんと広瀬すずさんはじめ、映画を愛する俳優陣と、『イクサガミ』を戦い抜いた信頼するスタッフたちとこの映画を撮り終えたことに、ほどよい安堵感を感じながらこの文章を書いています。30代最後の作品がこの映画で本当に良かったです。 」と最高のキャスト・スタッフが心血を注ぎ撮影を終えた想いを語った。(※Netflix 週間グローバルランキング(非英語シリーズ)で世界1位を獲得)各界で圧倒的な実力と唯一無二の世界観を作り上げてきたキャストとスタッフ陣が集結した。

藤井道人監督コメント

この10数年間、脇目も振らず映画を撮ってきました。心や体がちぎれそうになりながらも、沢山の方々に支えられて走り続けてこれました。

凪良ゆう先生の『汝、星のごとく』という素晴らしい原作を横浜流星から託され、長い時間をかけ、脚本家の安達奈緒子さんの手により最高の脚本になりました。

そして、初めてご一緒した広瀬すずさんはじめ、映画を愛する俳優陣と、 「イクサガミ」を戦い抜いた信頼するスタッフたちとこの映画を撮り終えたことに、ほどよい安堵感を感じながらこの文章を書いています。

30代最後の作品がこの映画で本当に良かったです。

まだまだ仕上げ、宣伝と続きますが皆さまに届けられる日を夢見て、日々努力してまいります。

お楽しみに。

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