UVERworld、舞台挨拶に登場 結成25年メンバーとの絆を語る「テレパシーみたいなものが生まれてるかも」
映画 『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』前夜祭!公開記念舞台挨拶
ロックバンド・UVERworldが11日、都内で開催された映画 『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』前夜祭!公開記念舞台挨拶に登壇。イベントでは、舞台挨拶への心境から、結成25年の思いについて語った。
【写真】映画『UVERworld THE MOVIE』公開記念舞台挨拶の模様
本作は、彼らの25年の歩みと“諦めない”“信じぬく”という信念、そして未来への決意を刻む作品であり、「UVERworld、結成25周年・デビュー20周年の節目に“啓示”を刻む」というキャッチフレーズを体現している。
舞台挨拶には、メンバー全員(TAKUYA∞/彰/克哉/信人/真太郎/誠果)が登壇。イベントは全国各地の劇場へライブビューイング(同時中継)も実施された。
映画は、6年ぶりに開催された東京ドーム公演「UVERworld LIVE “EPIPHANY” at TOKYO DOME」のライブ映像を軸とし、オーストラリアでの新撮映像を交えながら、音楽に誠実に向き合い続ける彼らの“すべて”を映し出している。
ツアーまっただ中という多忙なスケジュールの中でステージに立ったTAKUYA∞は、映画館という普段と違う雰囲気での舞台挨拶について「得意かどうかで言うとやっぱちょっと不得意かもしれない」と正直な心境を明かしつつも、「ライブ以外の場所でこうやって皆さんに会えるのは嬉しい」とファンに感謝を伝えた。
バンド結成25年、デビュー20年という節目に、東京ドーム公演「UVERworld LIVE “EPIPHANY” at TOKYO DOME」のライブ映像を軸に、彼らの歩みと信念を刻む映画化の提案を聞いた時の心境について、克哉は「自分たちにとっても記録に残るし、応援してくださる方にとってもなんか記録に残して返せるっていうのはなんかすごい素晴らしいことだなと思います」と、ファンへの贈り物として作品の意義を語った。
本作は、東京ドーム公演に加え、オーストラリアでの新撮映像が交えられている点も注目されている。オーストラリアでの撮影について真太郎は、メンバーが「修学旅行みたいな」気分で臨んだと振り返り、誠果も天候不良で撮影が中断した際も「全然雰囲気悪くならず」「これもこれで楽しいな」とメンバーは普通に過ごしていたと、普段からの和やかなムードを伝えた。
長年の付き合いの中で、メンバー間には「テレパシーみたいなもの生まれてるかも」と信人が発言し、口にしなくても「こいつ欲しいんだな」という場面が増えたと語り、克哉も「細かい癖だとかが変わってなかったりして、変わってないなって思いました」と、長年の絆が生み出す信頼関係の深さをうかがわせた。
26年目以降、バンドが目指すものについて、TAKUYA∞は、今後の活動に対する決意をフルマラソンに例えて表現した。42km先を考えて走ると辛いが、「今出す一歩をどれだけ綺麗に着地するかの連続」が、人生やバンド活動に通じると説明。
来年以降の展望について、TAKUYA∞は「もっともっとファンの人たちにその誇りに思ってもらえるような」姿を見せたいと強調。そのために、自分たちの「一番得意なスイング」で「ド真ん中に球が来てそれが当たってホームラン打つ」のを待つ。そして「それが2026年だったら嬉しいなって感じです」と、変わらぬスタイルで未来を切り開く決意を表明した。
最後にTAKUYA∞は、「未来につなげるような」映画になっているとし、「UVERworldのこれからを楽しみにしてもらえるような映画になってたらいいな」とファンにメッセージを送り、イベントを締めくくった。
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