『にこたま』(C)渡辺ペコ/講談社/フジテレビ

 フジテレビが運営する動画配信サービスFODとPrime Videoで、12月26日20時より配信開始するFODオリジナルドラマ『にこたま』。キービジュアルと追加キャストを解禁した。また、本作の主題歌は、くるり「oh my baby」に決定した。

 FODオリジナルドラマ『にこたま』は、渡辺ペコ原作の同名作コミックを実写ドラマ化した作品。2009年に連載が開始され、恋愛観、結婚観、家族観といった身近なテーマで多様なあり方を描き多くの支持を集めた作品を、ドラマでは、恋人、結婚、家族の“当たり前”を根底から揺さぶり、“正解のない愛”に徹底的に向き合う、令和の今こそ必要な挑戦的なラブストーリーとして、橋本愛、瀬戸康史のW主演で描く。

 出会って12年、なんとなく幸せな日々を過ごす温子(橋本愛)と晃平(瀬戸康史)に晃平の同僚、高野ゆう子(比嘉愛未)も絡んだ3人の葛藤を日常の風景や季節の移ろいの中で、ポップでありながら深く繊細に描く本作。この度、追加キャストと主題歌が決定した。

(上段左から)さとうほなみ、鈴木仁、清水くるみ(中段左から)辻凪子、近藤頌利、高橋克実(下段左から)キムラ緑子、黒田大輔、筒井真理子

 温子の大学時代からの友人・河合なつこを演じるのは、現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』、舞台『シャイニングな女たち』に出演し、映画『花腐し』では第33回日本映画プロフェッショナル大賞新進女優賞を受賞したさとうほなみ。

 温子が働く弁当屋「よねすけ」のグルメな常連客・石田純を、『MEN'S NON-NO』専属モデルとして活躍しながら、俳優としても数々の話題作に出演する若手俳優、鈴木仁が演じる。

 温子の大学時代からの友人で、良き相談相手・和田千秋を演じる清水くるみは、2007年「アミューズ30周年全国オーディション」で65,368人の応募の中からグランプリを獲得し、以降、数々のドラマ・映画・舞台等マルチに活躍の幅を広げている。

 温子の高校時代の友人で「よねすけ」の店長・ともよ役は、映画『野坊の恋』、『ぱん。』、『菊とギロチン』、NHK連続テレビ小説『わろてんか』、『スカーレット』など、多様な役柄を自然に演じ分ける実力派俳優の辻凪子。

 「よねすけ」でアルバイトをしながら店を盛り上げる青年・木本役を、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』に出演し注目を集め、放送中の『ウルトラマンオメガ』では主人公オオキダソラトを務める近藤頌利が演じる。

 さらに、高野ゆう子(比嘉愛未)を1人で育て上げた母親・高野友梨江役に筒井真理子、友梨江の家の庭の剪定をきっかけに親しくなる庭師・村治源三を高橋克実が演じます。明るく活発で温子とも仲のいい晃平の母親・岩城瞳役には、キムラ緑子。家族思いで優しい温子の父親・浅尾博を、黒田大輔が演じ、多彩な実力派キャストたちが物語に深みと魅力を加える。

 本作の主題歌は、1996年に立命館大学の音楽サークルで結成、1998年メジャーデビュー後、活躍を続けるロックバンド・くるりが歌う「oh my baby」に決定した。

コメント:くるり 岸田繁

くるり

「この曲は、ありとあらゆる恋人たちのための曲です。美しい瞬間も、消えてなくなりそうな瞬間も、どんな恋人たちにとってもそれは、その恋人たちのためだけのものです。他の誰にもわからない、世の中でいちばん美しい心の風景です。
そんな恋人たちの時間は、時間をかけて遠く過ぎ去っていきます。ただ、その風景や季節が遠ざかることはありません。
そんな特別な思いを音楽にすると眩く輝きます。音楽はいつも恋人たちの傍にいます。
くるりには珍しいタイプの曲想かも知れませんが、ドラマと併せてどうぞお楽しみください」

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