三山凌輝

 三⼭凌輝が6日、東京・親⽗のあんかけパスタ吉祥寺店で「Life Community “GOMASU” 発⾜記念記者発表会」を行った。“GOMASU”の構想と今後の展開について自ら熱弁した。

 【写真】三⼭凌輝「Life Community “GOMASU” 発⾜記念記者発表会」の模様

 三山は、これまでの人生で無意識に自分のやりたいことに蓋をして我慢してきた経験から、「たった一度の人生を自分らしく生きて欲しい、生きていてよかったと感じて欲しい」という強い願いを込めて「GOMASU」を創設したと説明した。GOMASUのコンセプトは、「どんな人でも生きやすい環境を与え、自己実現や生きる喜びを提供すること」だという。三山は、自己表現だけにとどまらず、エンターテイメントの場所や環境を作りたいと強調し、芸能人などの「大枠に囚われる必要はない」と語った。

 「GOMASU」は、ファンクラブやオンラインサロンではない「新概念」の相互関係ライフコミュニティであり、ファンの総称は「ゴマス」と呼ばれる。三山は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌という四大マスメディアの“次”となる「第5のマス」を目指すと宣言。4マスのメディアと「手を取り合って、さらに次の世界戦に行こう」と力強く呼びかけた。GOMASUは、一方的にコンテンツを受け取る場ではなく、参加者一人ひとりが「発信者」として機能する「共創エコシステム」を目指すという。

 この理念を「具現化」した第1弾プロジェクトが、三山の地元名古屋の名物グルメである「あんかけパスタ」の専門店「親父のあんかけパスタ吉祥寺店」(12月13日オープン)だ。三山は「食は何より身近なエンターテイメント」であり、幼少期に食べ、人生を形成したという「世界一美味しい」あんかけパスタの味を「絶しちゃいけない文化」だと感じ、都内初の専門店としてオープンを決意したと告白した。

 また、この店舗は「挑戦者を受け止める場」として機能させるという。三山は、ドキュメンタリー形式のオーディションを経て、夢を持つ若者をアルバイトとして採用したことを明かし、「夢を叶えることを手伝いたい」と語った。これは、「まずは身近な人間を幸せにするのがGOMASU」という哲学の第一歩である。さらに、自身の会社に父親に入ってもらい、シェフとしてやるのも、家族経営のような形で幸せを循環させたいという温かい思いも披露した。

 三山は「(GOMASUは)本当に大きなプロジェクトになっていきます」と集まったメディアに語りかけ、第5のマスとしての存在価値を確信していると宣言した。最後に、「この後のあんかけパスタ試食で、僕のしゃべった話を全て納得してくれる」と語り、自身が創り出すエンターテイメントを「味」で受け止めるよう促し、発表会を締めくくった。

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