広瀬すず

 東京・多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が表彰する『第17回TAMA映画賞』授賞式が15日、同市のパルテノン多摩で行われ、広瀬すずが最優秀女優賞を受賞した。本年度最も心に残った女優を表彰するもので、『遠い山なみの光』『アット・ザ・ベンチ』『ゆきてかへらぬ』『片思い世界』『宝島』での演技が評価された。

 黒のトップス部が白のスカート部にV字に入り込んだドレス姿で登壇した広瀬すず。「心の底から尊敬する監督をはじめ、スタッフの皆さん、キャストの皆様とこうして作品を一つ作ることができ、そしてこのように評価して頂けることで励まされます。これからも精進してまいります」と感謝した。

 今年は時代を描く出演作が多く公開された。「たくさんの作品を皆様に届けることが出来たと、自分でさえも思う年でした。大正時代や戦後など時代を描く作品が多く、どの時代もとても深く、でも手触りがないまま進むこともありましたが、役者人生ではとても濃厚な年だったと思います」と振り返った。

Photos

記事タグ