黒川想矢、吉沢亮

 東京・多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が表彰する『第17回TAMA映画賞』授賞式がこのほど、同市内のパルテノン多摩で行われ『国宝』が最優秀作品賞を受賞。李相日監督が受賞スピーチを行った。また、主人公の喜久雄を演じた吉沢亮、そして少年期役の黒川想矢も同席し、撮影を振り返った。

 長きに渡る稽古期間を経て、吉沢亮は、黒川の女形の芝居を見た時の感想として「とてつもなくプレッシャーに感じて。これはまずいと。いい意味でものすごいプレッシャーを与えて頂きました。僕が現場に入ってからもメイクさんが『黒川くんの喜久雄、ヤバいね。大丈夫?』みたいなことをかけられて。彼には本当にお世話になりました。ありがとうございます」と刺激を受けたと笑顔で語った。

 一方の李相日監督は「彼らの献身がなければあのような形にならなかったと思います」とたたえた。

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