堺正章が14日、「第76回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表会見に登壇。ソロ歌手として紅白に6回出場し、司会も3度務めた堺にとって、今回は<放送100年 紅白特別企画>として26年ぶりの紅白の舞台となる。

 【写真】堺正章「第76回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表会見の模様

 久々の大舞台へのオファーについて、堺は会見でユーモアを交え、心境を赤裸々に語った。「『NHK紅白歌合戦』はうちで毎年見るものだろうと思っていた」と自宅でテレビ観戦を決め込んでいたという堺だが、事務所からの連絡に最初は「受信料の滞納か?」と冗談交じりで心配したという。

 しかし、その内容が『NHK紅白歌合戦』と判明するやいなや、「26年ぶりに紅白に出れる。どんなことをやるんだろう。僕は何ができるんだろう」と胸の高鳴りを覚えたと告白。そして、「NHK風にいうと、“うたのおじいさん”こういう新しい企画が生まれたのかなと思うぐらい、胸ドキドキ高鳴るものを感じました」とコメントした。

 堺は、今回の出場について、長年この世界で「頑張っているよね」ということに「ご褒美をNHKの方がくださったんじゃないか。興奮はしますけれども、感謝の気持ちでいっぱい」と、率直な感謝の気持ちを述べた。他の出場者に向け「どんどん輝いて」とエールを送りつつも、「私が一番輝きたい」という気持ちで頑張りたいと意気込みを述べた。

 出場歌手の中で、キャリアも年齢も「一番長い方」であることを自認する堺。「長くやるっていうことがすごく大事なこと」だと述べ、「本人を売らないで芸を売れ。芸を売ることで本人もどんどん変化していく。支えられて長くやれたことに喜びを感じている」と明かした。「初出場の後輩歌手やレギュラーで出場する歌手とは別な感情を今持っている」と語り、特別な思いで大晦日のステージに立つ決意を示した。

 そんな思いで出演する紅白、星はいくつでしょうか?と聞かれた堺は「例のやつですか」と声高らかに「星3つです!」とサービス精神も忘れない。

 長時間にわたる放送を前に、堺は体力的な懸念について冗談を交えつつ、「眠くならないように」最後まで見届けたいとコメント。しかし、自身の本番の瞬間については「吹き上がる時の第1ロケットだけはまだあの燃料ありますので、飛び上がってみたい」と、本番での爆発的なパワーを約束した。

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