ダンスボーカルグループのM!LKが14日、『第76回NHK紅白歌合戦』への初出場を決めた。喜びの記者会見に臨んだ。

 【写真】M!LK「第76回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表会見の模様

 白組として初出場を決めたM!LK。メンバーは、今年の3月に楽曲「イイじゃん」をリリースして以降、グループを取り巻く環境が「ガラッと変わった」と振り返った。念願だった音楽番組への出演など、「夢のような日々」を過ごしてきた中で、その努力の積み重ねこそが、今回の朗報に繋がったと強調した。

 メンバーの佐野勇斗は、「僕ら毎週、深夜までメンバーとスタッフさんと集まって会議をしたりとか、そういった一つ一つの積み重ねが実を結んだ気がしています」と、舞台裏の努力を明かした。メンバーの山中柔太朗も、その会議は曲が出た後から本格的に始まり、夜遅く、時には深夜0時を超えることもあったと付け加え、「細かいところでちょっとずつ結果が出た」とこの一年の努力を「いいじゃん」と評価した。

 出場決定の知らせは「今朝」、長年グループをサポートしてきた担当者からのビデオメッセージで受け取ったという。吉田仁人はその瞬間は「びっくりしました」「放心状態みたいになっちゃいました」と、興奮冷めやらぬ様子。

 佐野は昨年の紅白歌合戦に、朝ドラ『おむすび』の出演者としてNHKホールのステージに立っていた。佐野はその際、「『おむすび』を盛り上げるために呼んでいただいたのは分かっていた」としつつも、「次(は)5人で来れますように」という願いを込めて、こっそりと「M!LKポーズ(牛乳瓶を持って飲む仕草) 」を行ったことを告白した。

 佐野は「まさかこんなに早くそれを叶えられる日が来るとは」と語り、その成就に気持ちが高まっている様子。このエピソードを受け、佐野は自身を「実質2回目」の出場経験者だと冗談めかし、「先輩だから。俺についてきな」とメンバーを鼓舞する場面もあり、会場の笑いを誘った。

 記者から「出演者でこの人のイイじゃんポーズが見たい」と思う人は?と聞かれた佐野は、恐れ多いと言いながら、今年紅白司会を務める綾瀬はるかの名前を挙げた。綾瀬とは以前ドラマで共演した際、M!LKのことを応援してくれていたそう。

 最後に、「イイじゃん」の歌詞<ビジュイイじゃん>が新流行語大賞にノミネート。大賞受賞への意気込みを聞かれると「おこがましいです。ノミネートさせていただけで大変嬉しいです」と素直な気持ちを明かした。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)