HANAが14日、大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』への出演が決定した。紅白初出場となる。

 アーティスト兼プロデューサーとして活躍するSKY-HIがCEOを務め、現在 BE:FIRSTやMAZZELなどが所属するマネジメント&レーベル・BMSGが、ラッパー&シンガーのちゃんみなをプロデューサーに迎えて開催したガールズグループオーディション「No No Girls」。そのオーディションから誕生した7人組のガールズグループ・HANA。
 
 NHK紅白の記者会見に登場したHANAのメンバーは、「出演を知ったのは今日の朝なんですけど、もう本当に私は泣きました。何人か泣いた子もいるし、自分たちの夢でもあったので、本当にみんな嬉しいっていう感じです」。

 会見では、同じく紅白出演を決めた「ちゃんみな」との紅白決定後のやり取りについても言及。

 「(決定後に)裏でお会いして、また泣きました」と、感動の瞬間を明かし、「本当にスタッフ皆さんに支えられてここに立てていると思っていますので、本当に感謝しております」と、支えてくれた関係者への感謝の言葉を述べた。

 怒涛のデビューイヤーを振り返り、「本当にあっという間という言葉が一番適してるかなと思うんですけど、日々知らないことばっかりで学ぶこともたくさん。ライブを通してパフォーマンスの楽しさに改めて気づいたりとか、そういう素敵な1年だったなと思います」と充実感をにじませた。

 紅白の舞台で特に感謝を伝えたい人として、身近なマネージャーやプロデューサー、そしてちゃんみなの名を挙げた上で、熱い声援を送るファンの存在に改めて感謝の意を伝えた。

 ちゃんみなとの共演についても質問が飛んだが、「もちろん歌いたいっていうのもあるんですけど、でも、本当に今日(出場を)知ったばっかりで、何の整理もついてないというか…。今後どういうふうに自分たちがパフォーマンスしていこうかなっていうのはたくさん考えていきたいと思っています」と、まずはグループのパフォーマンスに集中する姿勢を見せた。

 最後に、HANAの最大の魅力について問われると、メンバーは「人間味」と回答。「地に足をつけて生きるっていうのは、アーティストになっても、人間っていうの忘れずに生きようというのは、ずっと最初っからある。生きていくと、本当につらいこともあるし、勇気を出さなきゃいけないけど、ちょっと一歩踏み出すのが重たいとか本当にマイナスの事ももちろんあるんですけど、それを私達は7人7通りの方法でいろんな作り方で、みんなで生きていく。7人揃うからこそ、作り方がそれぞれあるので、それをしっかりパフォーマンスを通して、歌って踊って届けたいなと思います」と、飾り気のない言葉で締め括った。

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