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高橋文哉と岡崎紗絵がこのほど、さいたまスーパーアリーナで行われた『第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER』に出演。ブラックコーデでランウェイを歩き、大歓声を浴びた。このステージでは、高橋が、TGC20周年記念の縦型ショートドラマ『この恋は、理想形。』(UniReelで10月24日配信予定)で主演、企画プロデュースを担当することも発表。高校の1学年違いの恋人・高峰広(高橋)と朝比奈澪(原菜乃華)の純愛を描くラブストーリーで、日本テレビが監修・制作協力する。高橋とは、フジテレビ系ドラマ『ドクターホワイト』(22年)で共演したこともある岡崎は、本作では広の良き相談相手・一ノ瀬綾乃役を務める。そんな2人にランウェイ後、本作の見所やファッションについて動画インタビューを行った。
ファッションチェック
――ランウェイを歩いた感想をお願いします。
高橋文哉 楽しかったです。僕が最初にランウェイに登場して、途中でお二人(綱啓永さんと岡崎紗絵さん)を待ってから一緒に歩く演出は、今まで経験したことがなかったのですごく楽しかったです。
岡崎紗絵 座長(高橋文哉)が最初にかっこよく登場して、後ろから私と綱啓永さんが登場する形でしたし、モデルとして歩く時とはまたちょっと違うカメラワークもあって、お客さんとの一体感もありすごく楽しかったです。
――今着用されている衣装のポイントは?
高橋文哉 「かっこいい」をテーマに、いくつか試着した中で、これが一番かっこいいと思い選びました。首元もポイントです。スタイリストさんと話していたのは「黒色と肌色だけでいきたいね」と。でも顔周りが寂しくなるので、(耳元に)ゴールド(のアクセサリー)をつけたり。コレクションっぽさを意識しました。
岡崎紗絵 高橋文哉さんに合わせてドレッシーにしました。波打った感じのドレープもいいですし、落ち感のある(スカートの)ラインがエレガントで素敵だなと思って、こちらを選びました。
――ご自身にとってファッションとはどんな存在ですか?
高橋文哉 服は人柄や性格が出ると思いますし、僕らは普段、役の衣装やかっこいい服を着させてもらう時に、その服から得る情報もすごく多いです。そうしたことも含めて自分や心を映し出す鏡が服なのではないかと思います。
岡崎紗絵 着るテイストによって気分が変わるので「何にでもなれる」というのが楽しいです。カジュアルな日もあれば、ヒールを履いて女性らしくする日もあって、その日一日の気持ちが変わるので、すごく楽しいです。

高橋文哉×岡崎紗絵(撮影・村上順一)
縦型ショートドラマ
―― 高橋さんが主演、企画プロデュースした縦型ショートドラマ『この恋は、理想形。』の役どころを紹介してください。
高橋文哉 主人公の高峰広を演じるのですが、憧れの先輩のような役柄です。広はいろんな世の中を見ながら大人になっていくなかで、少し冷たくなったり、物事をメリット・デメリットで判断するようになってしまって。でもヒロインの原菜乃華さん演じる朝比奈澪と再会して変わっていきます。広は、澪が持っている不思議な力に頼ったり頼らなかったりと…。ファンタジーとリアリティを融合したような作品です。
岡崎紗絵 私が演じた一ノ瀬綾乃は、バイタリティがあって、自分で道を切り開いて突き進んでいく女性で、頼りがいがある人物です。綾乃は会社を経営しているので、その余裕も魅力なのではないかと思っています。広くんとは常連の中華料理屋さんで出会い、時が流れるにつれて関係性も変わっていき、成長し高め合っていくような関係になっているというのも見どころになっています。
――お互いの印象は?
岡崎紗絵 4年前にドラマでお会いしていて、当時は高橋さん20歳で、その時から本当にしっかりしていて大人っぽかったんですけど、今では「プロデューサーだ!」という感じで、現場を引っ張ってくれましたし、いい空気作りをされていて素敵だなと思いました。また、原菜乃華ちゃんとも4、5年ぶりにお会いして、「大きくなったな」、「大人なお顔になっているな」と、親戚のような気持ちでした。
高橋文哉 岡崎紗絵さんは当時から本当に綺麗なお姉さんという印象です。僕は今、当時の岡崎さんの年齢と同じくらいなのですが、あの頃の岡崎さんみたいに大人でありながら可愛いさもあるような人に、僕もなれていたらいいなと。久しぶりに再会しても変わらず接してくださって。綾乃役を岡崎さんにやっていただけて良かったなと思いました。
――撮影現場での印象的な出来事は?
高橋文哉 ショートドラマですが、全体でみると70~80分ぐらいの尺なので、短い映画のような感じだと思うのですが、それを短期間で撮るということで、スピード感がすごいなと感じました。映像が縦になるので、カメラの形など最初は見慣れなかったです。そこは岡崎さんと現場でも話していて、役者陣の皆も言っていました。
岡崎紗絵 初めて撮影に参加した時は、スピード感にすごく驚きました。ついていけているのかな?とちょっと不安な気持ちもありましたが、こんなにサクサク進んでいくんだって。とにかくこのスピードについていかなきゃと思ったのが初日でした。でも、スタッフの皆さんも本当に素敵で、チーム感があってずっと楽しく撮影していました。
―― 『この恋は、理想形。』の隠れた見どころは?
高橋文哉 ファンタジーとリアリティの融合性は、この作品を作るにあたって意識しました。ファンタジーに振りすぎても感情移入できなくなりますし、リアルすぎると現実としてできないことが出てきて。なのでその2つの良い境界線、バランスをずっと探し、台本を作っていきました。そのうまく融合した部分を皆さんに受け取っていただけたらいいなと心から思います。
岡崎紗絵 広くんと澪ちゃんの関係性は、素敵な“表の恋”なんですけど、広くんと綾乃の関係性も出会った頃とはまた変わってくるので、そこに隠れた見所があると思います。この辺はどうなんだろうと探りながら観ていただくのもいいかなと思います。

高橋文哉×岡崎紗絵(撮影・村上順一)
理想していること
――最後に、『この恋は、理想形。』にちなんで、お2人が理想としていることは?
高橋文哉 QOL(Quality Of Life=人生の質、生活の質)を上げることです。理想の生活スタイルがあって、テーブルに物を置かないとか、床は綺麗にするとか、そういうこだわりみたいなものが多いんです。忙しくてバタバタしても、落ち着いた時にまた水回りとかも全部磨いて、それをまた廃れさせないようにちょっとずつ洗っては拭いて、現状を維持したいなと思います。
岡崎紗絵 私は時間にも心の余裕を持つことが理想です。余裕を持つことは難しいですが、心を穏やかにしたいです。私はギリギリにならないと動き出さないタイプなので、時間自体に余裕を持ったり、それを心に置いて過ごしたいです。

高橋文哉×岡崎紗絵(撮影・村上順一)
▽ショーレポート
(おわり)
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