「Love Letter」サウンドトラックジャケ写© フジテレビジョン

 1995年に初公開された岩井俊二監督・長編デビュー作である映画「Love Letter」(ラヴレター)が4Kリマスター化したBlu-ray&DVDとして12月3日に発売されることが決定した。またREMEDIOSが音楽を担当した本作のサウンドトラックCDも同時発売される。さらに岩井俊二氏と音楽を担当したREMEDIOSからのコメントが到着。

 【写真】中山美穂さん主演、映画「Love Letter」場面カット

 「Love Letter」は小樽を舞台に中山美穂、豊川悦司が贈るピュアなラブストーリー。中山美穂が一人二役に挑戦し、女優として高く評価され、世界20カ国以上の国と地域でも公開。2025年4月には公開30周年を記念して4Kリマスター版として劇場公開され、大きな話題となった。今もなお、世代を超え世界中で愛され続けている恋愛映画の金字塔が4Kリマスターで鮮やかに蘇り、高画質なBlu-ray&DVDとして発売される。

 そして、岩井俊二監督作品を皮切りにドラマ・映画のサウンドトラック、CM音楽等、劇伴作曲家として活動していたREMEDIOSの初リリース作品であったサウンドトラックCDも復刻され、4KリマスターBlu-ray&DVDと同時発売されることとなった。切なく繊細なメロディーが、映画の美しい風景や感情を再び起こす音楽作品となっている。

■監督・岩井俊二 コメント

 1995年に船出した『Love Letter』は30年を経てもどこかで上映されていたり、配信されていたりしていて、こちらの想像を遥かに超えて多くの方々に愛された作品になりました。

 今回、4Kリマスターで蘇り、また新鮮なカタチで皆さんにお届け出来る機会を得て、ファンの方々には感謝しかありません。この喜びを誰よりも中山美穂さんと分かち合いたかった。それはもう叶いませんが、きっと天国で照れくさそうに笑ってるに違いないと思うことにしました。そして、みなさんの記憶の中に藤井樹と渡辺博子が、いつまでも居続けてくれたら、と心から希います。

■音楽・REMEDIOSコメント

 たしか…ゼロ号試写の制作人だけで埋め尽くされた広い会場で、見終えたあと大喝采が起きた。その時の拍手と喝采の渦の中に感じたforceが今でも色褪せてない気がしてならない。

Photos

記事タグ