八神結以(桜田ひより)、林田大介(佐野勇斗)©日本テレビ

 佐野勇斗が、10月8日からスタートする日本テレビ系水曜ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」に出演。桜田ひよりとW主演で共に民放キー局GP帯ドラマ初主演となる。佐野は誘拐犯グループの一人、林田大介を演じる。

 常に演技力が高く評価され、今や映画・ドラマに欠かせない、まさに“旬の2人”が、今作で本格初共演。完全オリジナル脚本の“予測不能な逃亡劇” に挑む。

 大企業、八神製薬社長の一人娘・八神結以(やがみ・ゆい:桜田ひより)が20歳のバースデーパーティーの日に誘拐された。しかし計画はあえなく失敗に終わり、犯人の一人・林田大介(はやしだ・だいすけ:佐野勇斗)は呆然と立ちすくむ。だが人質のはずの令嬢は「私と一緒に逃げて!」と言い出し、“人質と誘拐犯”…二人の奇妙な逃避行が始まる。張り巡らされる包囲網。そして瞬時に入れ替わる敵と味方、彼女はなぜ逃げることを選んだのか?はたして何から逃げようとしているのか?実は彼女には、ある隠された”秘密”があった。

 「それは誘拐のはずだった」のサブタイトルが示すように、誘拐事件をキッカケに、二人の数奇な運命が動き出す。現実を変えようとあらがう未完成な2人がたどり着く結末とは!?完全オリジナル脚本による予測不能な逃亡劇が誕生!心震わす、スリリングでノンストップな展開で贈るヒューマンサスペンス。

 主演を務める佐野勇斗は、人気ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーで俳優としても活躍中。コミカルな役からオタク役まで幅広い役柄を演じ、常に視聴者の心をつかんできた。ORICON NEWS が発表した「2025 年上半期ブレイク俳優ランキング」にも選ばれ、最近では NHK 連続テレビ小説「おむすび」(2024年9月~2025年3月)や「ひとりでしにたい」(6 月~8月/NHK 総合)、「ちはやふる -めぐり-」(7月~/日本テレビ系)、劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」(8月公開)と出演作が目白押し。「M!LK」の楽曲「イイじゃん」が大バズりした本年、満を持してのGP帯連続ドラマ初主演を迎える。

 佐野が演じるのは、誘拐犯グループの一人、林田大介(24)。攻撃的な言動や装いをしながらも、素朴でうそがつけない正直な性格。貧しい環境で育ち特殊詐欺に関与してしまった過去を持つ。しかし結以と共に過ごすことで、今までの人生で出会ったことのない価値観を知るようになり、次第にその心には変化が…そして同様に、大介の無邪気で何気ない行動が、結以に影響を与えるようにもなる。

主演・佐野勇斗(林田大介 役)コメント

──今回の出演のお話が来た時の率直な感想は?

 今まではオタクっぽい役とか内向的な役が多かったので、初めて『誘拐犯』という演じたことが無い役の話が来てうれしかったです。『誘拐から始まる逃亡劇』と聞いて、シリアスなシーンが多いのかなと思っていたのですが、それだけじゃないシーンもたくさんあって。見ている人に“あ、この2人いいな”と思ってもらえるようになればいいなと思っています。

──台本を読んでみての感想。

 2人の青春っぽいシーンがあるのが意外で、印象的でした。僕はいつも撮影前、すごく緊張したりするのですが、今回は本当に撮影が楽しみなんです。大介のような“ちょっと破天荒な役”をやりたかったのかもしれません。 “アドリブとかも自由にやっていいよ”って言ってくださったので、現場でいろいろ試してみて、役を楽しめたらいいなと思っています。

──今回演じる役柄について。

 今回演じる林田大介は、素行が悪い犯罪者ではあるのですが、良くも悪くも“思いきりの良さ”がある人物だと思います。普通の人がストップをかけるところを突っ切れる姿には少し色っぽさも感じます。その反面、素直すぎて思ったことを正直に言ってしまったり、バカな一面もありますが、根はすごく人を思う気持ちがある男だと思います。

──桜田さんの印象について。

 桜田さんはずっと前から“いろいろな作品に出続けている”という印象があったので、年齢を聞いて驚きました。僕よりだいぶ年下なのですがしっかりしていると思いました。難しい役やセリフもリアルに落とし込んで芝居されている…すごく“巧い”という印象があります。一方で、今日の取材中に僕が発言した“暗い”を“cry”と勘違いして『泣いているんですか?』と聞いてきたんです。(笑)天然で面白い所がある方で、すでに翻弄されています(笑)

──視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

 『ESCAPE』というタイトル通り、僕らは“逃げて追われて”という立場ですが、2人の関係の変化やそれぞれの成長は、きっと楽しんでいただけると思います。そして僕はこのドラマに“誰もが幸せになっていいんだよ”というメッセージが込められていると思います。いろいろな世代の方々に見ていただき、このメッセージを届けられたらいいなと思っています。

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