茅島みずきと渡辺大知

 茅島みずき、渡辺大知が1日、都内で行われた、FODドラマ『エリカ』完成披露イベントに登壇した。

 楠本哲さんの同名サイコホラーコミックスが原作。主演を務める茅島みずきは、狂気的なストーカーへと変貌を遂げていく生徒・閉野恵里佳役を、渡辺大知はその恵里佳に翻弄されていく教師・青嶋一哉役を務める。

 渡辺は、茅島の怪演ぶりを絶賛しながら「生まれ持った上品さを捨てているのに、魅力だけが残っている」と評し、その存在感を「怖可愛い」と表現。茅島自身も、渡辺の助言によってエリカ像の幅が広がり、より良いシーンが生まれたと感じていると述べた。

 特に、第1話の最後の廊下のシーンは、茅島自身が「苦労したシーンであり、こだわったシーン」として挙げ、青嶋に対する怒り、悲しさ、呆れなど、複雑な感情を表情だけで表現する必要があったと回顧。

 監督の話にも、エリカの表情の演技に注目してほしいとコメント。茅島自身は、エリカが青嶋の前では「可愛くピュアな女の子でいたい」と思っており、怖がらせる意図はなく、あくまで「一人の恋する女の子」として感情が溢れ出る様子を意識して演じたと明かした。

 同ドラマは、動画配信サービスFODで配信。

 ストーリー

 臨時教員として赴任してきた青嶋一哉(渡辺大知)は、クラス内で浮いた存在となっている生徒・閉野恵里佳(茅島みずき)の噂を耳にする。「彼女の問題を解決できれば、本採用も夢ではない」、そんな助言を受け、解決を決心する青嶋。しかしどこか不自然な距離感や体臭、周囲と噛み合わないエリカの言動に、次第に違和感を覚えていく。そしてエリカとの出会いによって彼の人生は大きく崩れ始める。彼女の常軌を逸するストーカー行為により、彼だけでなく、彼を取り巻く人たちにも危害が及ぶ。目まぐるしい展開と衝撃のバッドエンドに目が離せない。果たして青嶋は、エリカの呪縛から逃れることができるのか…。

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