YOASOBI、ホールツアー「WANDARA」で撮影体験 熊本公演の模様をレポート(ネタバレあり)
パワフルなパフォーマンスで魅了するYOASOBI(Samsung Galaxy S25 Ultraで撮影)
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが7月13日、16日、18日、19日の4日間、熊本城ホール メインホールで国内ホールツアー『YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA』を行った。MusicVoiceでは、YOASOBI初の国内ホールツアー『YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA』と連動して行われたプレス向け撮影体験イベントに参加し、最新AIフォンを活用したライブ撮影を体験。ズーム機能やAIを活用した編集機能は、スマートフォンの撮影能力の進化を感じさせるもので、YOASOBIの迫力あるステージを写真に収める一助となった。以下に7月16日の模様をレポートする。(ネタバレあり)※このレポートに掲載された写真は、Samsung Galaxy S25 Ultraで撮影したもの
■「WANPAKU MATSURI」で開場までの時間を有意義に過ごす
全国14箇所40公演を巡る「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」は、7月13日に熊本公演で幕を開けた。MusicVoiceはツアー2日目となる7月16日の公演に参加。会場となった熊本城ホールの前にある「くまもと街なか広場(花畑広場)」では、ライブチケットを持っていない人も参加できる催しとして「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA~WANPAKU MATSURI~」を実施。その第一弾が熊本で開催された。
ご当地グルメをはじめ、YOASOBIオリジナルのプリントシール、熊本公演初日と最終日にはパブリックビューイングの実施も行うなど、会場外でも楽しめるお祭り企画。また、YOASOBIの楽曲などにまつわる書籍を乗せた車「旅する本屋さん YOASOBI号」、YOASOBIオリジナルラベルのレモンスカッシュの自販機や、ikuraとAyase監修のJAグループ熊本とのコラボレーションカレーなどが販売され、ファンを楽しませた。筆者はAyase監修の「閻魔さまもご機嫌カレー」を注文。スリランカ風のポークカレーで、スパイシーさとしっかり煮込まれた肉のバランスが絶妙だった。ちなみにikura監修の「天使ちゃんもご満悦カレー」は、レモンミルクポークカレーで甘口という、対照的なカレーを提供していた。
広場に設置されたYOASOBIのオブジェは記念撮影スポットとして賑わっていた。多くの人が、そのオブジェと撮影するために列を作る中で、スマートフォンの生成AIを使った「オブジェクト除去」機能を活用。記念撮影中の人々を自然に消去し、オブジェだけを際立たせることに成功。そんなことを試しながら開場まで充実した時間を過ごせた。こういったライブ本番以外の体験が、思い出をより濃いものにしていくれると実感。
■熱量の高いパフォーマンスで会場を魅了
今回の国内ホールツアーは、YOASOBIにとって過去最多の公演数となる。キャラバンのように日本全国を巡りながら、各地に“ワンダーランド”のようなワクワクを届けていくという思いが、ツアータイトルに込められている。ライブはまさにそのタイトルに相応しいパフォーマンスが繰り広げられた。
いよいよ開演。BGMで流れていたImagine Dragonsの「I Bet My Life 」に続いて、オープニングSEが流れると、観客の熱気が高まっていくのがわかる。ステージにメンバーが登場すると大きな歓声が会場を包み込んだ。序盤からヒット曲を立て続けに披露し、一気にYOASOBIの世界観に引き込んでいく。
ライブ撮影に最新のAIフォンを使用し、1200万画素から2億画素!まで選べるカメラ性能を実感しながら、ライブを体感。熊本城ホール メインホールの約2,300人というキャパシティの中、筆者は2階席で観覧。ステージまでは約30メートルの距離があったが、25倍から30倍ズーム(最大100倍まで可能)でアーティストに接近。オペラグラス風の使い方で、メンバーの表情を画面越しに観ながら楽しむのもありだと思った。
ライブではTVアニメ『ウィッチウォッチ』のオープニングテーマ曲「Watch me!」や、サビの<もう一回 もう一回>というフレーズで盛り上がったプレイステーション®とのコラボプロジェクト曲「PLAYERS」、他にもカバー曲を披露し、ライブを盛り上げていく。ちなみに7月13日のツアー初日には熊本公演限定のスペシャルゲストとして熊本県のPRマスコットキャラクター・くまモンが登場し、「ツバメ」をパフォーマンスするサプライズもあった。
ikuraとAyaseがライブを全力で楽しむ姿や表情がとても印象的で、披露されたどの楽曲もライブならではの輝きを放ち、音源とは一味違った魅力を感じさせるサウンドで魅了した。アッパーな楽曲ではロックなikuraの姿が印象的で、トーク中のキュートな姿とのギャップに魅了されていたファンも多かった。
また、アコースティックコーナーでは、観客をステージに招待し、用意されたメニューの中から好きな曲を選べるという贅沢な企画もあった。選んだ曲をikuraが隣で歌ってくれるというたまらない演出に、招かれたファンも至高の時間を堪能。ファンが笑顔でステージを降りていく姿を観て、ファンファーストの素晴らしい企画だと感じた。
MCでは、Ayaseが今回のホールツアーに向けて13kgの減量に成功したことを報告し、ツアーへの並々ならぬ想いを語る場面も印象的だった。
アンコールの最後の最後まで、全身全霊のパフォーマンスを繰り広げるYOASOBI。そのパフォーマンスに、観客も全力で応え、ワンマンライブならではの、強力なエネルギーに満ちた充実した時間だった。ツアーを巡る中でパフォーマンスがどのように進化していくのか、期待が大いに高まるステージだった。
今回のYOASOBIのライブ体験は、スマホで撮影をしながらの参戦だったが、普段とは違ったカタチで体感することにより、より一層記憶に残るステージになった。しっかり目と耳に焼き付けるのも至高だが、ちょっとカメラマン気分で参加できたことに、新たな楽しみを見つけた気分だ。【取材・撮影=村上順一】
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